その気持ち悪さを感じるのは自由だし表出ももちろんそうだ。個人的には気持ち悪い、ってのにも同意できる。
でもあそこに描かれてるのはその一歩先のものだろ。
ある個人が「俺の内面の問題、苦痛、絶望その解決は社会全体の存続や幸福に勝る」って考えた時、それを抑制する権利は社会側にはない。公共の福祉とやらの理念において、仮にそういう権利だか規制あったとしても現実的に抑制する手段がない。ある個人が個人暴力をもって優先を決意した場合、その暴力を止めることができない。警察が駆けつける前に5人やそこらは死傷できるってのが秋葉原の事件だし、同じく爆発テロの本質だろ。
そしてそう言った社会破壊は碇シンジだけの問題ではなく。気持ち悪く感じているマスダでさえ可能なんだ。「俺はそういうことはしないよ」と思うかもしれないけど、問題はそこじゃなく「可能だ」ということそのものが問題なんだ。俺たちは、そういう、つまり万民が万民に暴力をふるうことが可能な世界に住んでいるし、その地獄めいた世界をかろうじて現在の形に保っているのは、わずかな理性というより公平とか幸福の幻想なんだ。そういう幻想が壊れてしまったとき、俺たちは「自分自身を守るために社会に宣戦布告」をせざるを得なくなってしまう。つまりは碇シンジだ。あいつはエヴァンゲリオンを持ってるから大規模にできるけど、俺たちだって手持ちの包丁や自家用車で十人程度は殺せるだろ。
だから、エヴァンゲリオンを見た時の気持ち悪さはそこにあるんだと思う 「どうしてお前の生きるか死ぬか、より良く生きるか堕落するかの挑戦に他の人間が巻き込まれないといけない...
その気持ち悪さを感じるのは自由だし表出ももちろんそうだ。個人的には気持ち悪い、ってのにも同意できる。 でもあそこに描かれてるのはその一歩先のものだろ。 ある個人が「俺の内...
愚行権の定義だとか、公共の福祉に抵触しない程度に個人の欲望は優先されるとか、自然状態の人間が社会と契約することで社会が成立するだとか そういう理由でそれに意見することは...
まあ、もっと端的な言葉で誤解を生じさせるように言うなら 「主人公TUEEEで、結局自分が何をしなくてもなんだかんだ他者(アスカ・レイ)に好かれるシンジって、因果応報的な世界に生き...
その気持ち悪さを感じるのは自由だし表出ももちろんそうだ。個人的には気持ち悪い、ってのにも同意できる。 でもあそこに描かれてるのはその一歩先のものだろ。 ある個人が「俺の内...
それって典型的な差別的思考だよね俺の目の前から排除さえできれば良いというスタンス理解をする必要はなくとも排除を明確に示していればそれは罪