2015-02-16

ババア!青信号英語グリーンライトって言うんだよ!

二十歳にもなって普通免許を持ってないのは、こりゃいかんなと思って、自動車学校に入校したのが昨年の四月のこと。めんどくさがりで怠惰な俺、卒業したのは先週である。そして今日、念願かなって免許取得することができた。自分語りは終わりにしよう。

自分受験番号を合格者一覧に認め、意気揚々と適性検査という名の視力検査へと向かった。おなじみのランドルト環による視力検査と、信号機ライトの色を判別できるか確認するだけの簡単なものだ。列に並んで自分の番を待っていたんだが、俺の前には美人白人の方が並んでいた。綺麗だなー、なんかい匂いがするなと思いながらボケっとしていたら、彼女の番が来たようだ。日本語は話せるようで、始めは順調に右!左!下!とハキハキと答えていたが、色覚検査になって、彼女は青信号の色を緑!と答えた。検査員をしていた眼鏡をかけた性格の悪そうなババアは仏頂面で、識別できてないね、ノーパス!と言い放った。おいおい、それはねえよ!と心の中で思った俺は、彼女に今見た色と青信号の色が同じであることを認識出来ているかと尋ね、彼女は頷いた。俺はババア英語では、青信号のことをグリーンライトと言うことを説明し、問題彼女の色覚にあるのではなくて、言語を背景とした文化にあるとやんわりと言った。しかババアは、とにかくあとで再検するから、そこに座って待っといてとほざいた。結局、彼女は長いこと待たされたのち、異常なしのハンコを押してもらったそうだ。

帰り際に彼女とすれ違い、俺にさっきはありがとうと言って、そそくさと帰っていった。些細な出来事だが、これをきっかけに何か事が進むんじゃないかと期待していたのは言うまでもない。

似たようなことが、鈴木孝夫のことばと文化に書いてた気がする。

  • 全然関係ないんだが 育ち悪い奴や低学歴の不自然な部分的丁寧語が気持ち悪い。 お前の文章で言うと「白人の方」とかな。 社会に出るまで同階層の人間としか接しなかったので 低学歴...

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