なんでアメリカ人って養子にあんなに抵抗ないの?私も含めて日本人には、自分の子供と他人の子供を同列に愛せる人は多くないと思う。
シングルマザーの子連れ再婚モノだけではなく、ヒーローがシングルファザーでヒロインは初婚子無しの子連れ再婚モノとか
どちらの子供でもない子(親戚とか)を養子として引き取る話もとても多い。
というかその手をひっくるめて子供モノとして一つの定番ジャンルとなってる。
と言っても面倒でリアルな子育て部分は大抵は描かれず、ヒーローの有り余る財産により雇われた家政婦やシッターが育児の実務を担ってて
ヒロインの母親としての仕事は「子供に愛情を注いであげること」だけ、なんて描写だけど
日本の恋愛物語だったら例えそうだとしても成り立たないよなー。
女にだけ都合が良い妄想をそのまんま具現化した女性向け恋愛作品群であるハーレクインに養子が多い、ってのがもう根本的に文化が違うと思う部分で。
(と言っても翻訳小説が日本でも売れてるわけだから、日本でもそういう作品を好む人は一定数いる訳だけど。
でも舞台を日本にしたら受け入れられるかは微妙だと思う。日本もBLであれば子供モノあるけど、これもBLならではの異次元感故だろうし)
アメリカ人の養子のノリとはちょっと違うけれど、日本でも昭和半ばくらいまで、よその家に厄介になる→先方の養子になる、ってパターンちょくちょくあったんじゃない? 小説とかでも...