人と話すのは賞味期限を確認する10分ほど、パートのババアたちの愚痴をへえそうですかと適当に相づち打つときくらいだ。
パートの中に、かわいかった面影のあるおばさんがいる。(おばさんだが童顔だ)
このおばさん、他のババアたちには嫌われていて、見た目だけでなく仕草も男ウケする感じだったのでそこが気に入らないのだろうと勝手に思っていた。
おばさんは多数のババアに嫌われいるせいかしばしば職場を嫌っているようなことを言い出し、
革命でも起こすのかというくらい職場のダメ出しをしては締めに「君はこんなところで終わってはいけない」と勝手にこのスーパーに就職することにされていた。
毎日決まった時間にみんなで軽く冷蔵陳列棚の掃除をするのだが今日終えたところでおばさんに呼び出された。
大量の注文でも入ったのかと思って向かうとおばさんは冷陳の底を開けてとんでもなく汚いところを見せて「こういうところを掃除しなければいけないの」と言ってきた。
あなたがしなさい、ということだった。
そこまでやると商品陳列できないしまず客に見せてはいけないところだろうと思い言葉を濁しながらなんとか断ろうとした。
いつもの掃除では意味が無いとあまりにも意味を求めすぎて話が変な方向に行っているので、冷陳のメンテはバイトにやらせるんじゃなくて業者に頼むのではと言うと
「じゃああなたが業者呼んでくれるように店長に言ってくれるの?」と話脱線してるのに子供を叱るときみたいに毅然とした態度だったのでババアたちが嫌ってる訳が少しわかった。
かわいいババァうぜえなww