2014-08-06

怒られそうな気がするから増田に書く。

今朝のニュース被爆者の方が出ていて、最近の語り部活動の上手くいかなさ、聞き手の変化についての苦労について語っていた。

その中で、ある被爆者が「最近は小中学校から呼ばれることがめっきり減った。悲しい」ということを言っていた。

それ聞いて、ついね、つい、「なんで自分からアプローチしないの??」と思ってしまったの。

聞き手の変化についても同様で、最近中高生リアクションが悪いって話について、「じゃあ語る切り口を変えようとかは考えないの??」と思ってしまったの。

いやみなさん70~80代とご高齢だし、辛い体験を語ってくれているわけで、こんなことを言うのは酷なんだろうけどさ。

ただ語り手の中には勤め人だった人もきっと多くいるはずで、そういう「営業努力」に意識が向かないのはなんでなんだろう、と。

今朝のニュースで見る限り、戦争体験を聞く会のフォーマットって昔からほとんど変わってないんじゃないかなーという印象を持った。

雑にまとめてしまえば、現地を案内してもらいつつ(あるいは写真などを交えて)お話を聞いて、感想文を書いて、「こんな酷い戦争は二度としちゃいけないと思いました」、でおしまい

「体験者から実際に話を聞く」というところに重きを置きすぎというか、それによる効果に期待しすぎなんじゃないかと思うの。

自分がいま学生だったら、例えば「現在広島市街に原爆が落とされたら」っていうシミュレーションCGの方がインパクトある気がするもの

なんとなく、体験者によるお話不可侵というか、とても貴重なことというのが先に立ちすぎてて(貴重な機会なのは実際そうだと思うけど)違和感を覚えた。

自分が知らないだけで、広島長崎関係者の方々は、今の中高生に響くようにいろいろと工夫されてるのかもしれないけど。

どんなに大事なことであっても見せ方の「賞味期限切れ」ってのはあるのだな、と思った8月6日でございます


(追)

あー、別にいまの時点で、被爆者戦争体験者自身がイシキタカイタカイ((c)トラバ必要はないわ。

被爆者戦争体験者の話を若い世代に聞かせたいと思っている人たちが、今の聞き手に合わせてもっと見せ方を考えればいいじゃんって話ですね。すません。

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