俺の所属しているSNSのコミュニティの何人かの人が厘のミキ作品のファンだ。
その機会から「冥界落語」「骸シャンデリア」を読んだのだが、つまらない。というより白けと消化不良を感じるのだ。
SNSのコミュニティでそう感じたことやその理由を書くと袋叩きにされそうなので増田で書く。
箇条書きにして思考を整理していく。思考へのリソースは「冥界落語」「骸シャンデリア」「美しい人々と美しくない東雲くんの口コミ」とする。
①設定が道具になっている
彼女の作品の設定はえげつないものが多い。それ自体は俺もそういった作品は好きだ。
彼女の場合、ただえげつなさを描くだけ為にその設定を使っていると感じてしまう。
そこからそれ以外を展開していくのが設定ってものじゃないのかと感じてしまう。
②展開が予想しやすい
彼女の出すゲストキャラ、モブはブラックな展開をしていくために極端な思考、境遇に設定されてるのが多い。
それ故に後々の展開が予想しやすく、「はいはいこいつは愚かだからババーンキャーなんだろ」と白けてしまう。
おそらく美しい〜東雲くんも破局したばかりのカップルが恋人同士の演技を強要され、耐え切れずにババーンキャーとかなのだろう。
③設定、展開が消化不良
①と似ているが、ここは展開を含める。
東雲くん打ち切りに関するブログ記事を読んで驚いたことが彼女が打ち切りだと感じたのは2作品しかないということだ
骸シャンデリアはネクロマンサー等の設定が中途半端にしか出ていないよう見えるし、最終話は明らかに尻切れトンボである。
ゼンとヨマイの馴れ初めさえ描ければあとの描写、設定は不要なのだろうか
最初に作った設定だけで満足しており、そこから展開していくストーリーや真実を描くのは嫌な人なのだろうか
俺には合わないな
ザッと書いたが、吐き出せたのでスッキリした。
そんな俺にこの言葉を送りたい