まずはこれを見てほしい。
http://b.hatena.ne.jp/entry/www3.nhk.or.jp/news/html/20140701/k10015658171000.html
「集団的自衛権行使容認 閣議決定 NHKニュース」へのコメントである。
そのどれもが正論だ。
当たり前の現実に目を向けた、どうすれば戦争しなくてすむかを *一切真剣に考えていない*
結局のところ、我々は真剣に考えてこなかった。
何度か9条の会に参加させて頂いた身でもあるが、あえて言わせてもらいたい。
本気か? 本気で「9条」を守ることで我々は戦争を避けられるのか?
「避けられる」と答えた人に問いたい。それは真剣に考えた結果なのか?
私は信じない。
と、いうか、こういう、私みたいな懐疑している人たちの意見に一切妥協しようとしない姿勢。
それこそ危ないんじゃないかな??
戦争を避けるためには、戦争にたいして真摯に向き合う必要があると思う。
戦争に対して真剣に向き合うためには、まず、人と人とはなぜ争うのかを考えたほうがいいだろう。
上のブコメを見てみよう。
幾つかは、 *一切歩み寄りの姿勢を見せないコメントだ* 。妥協点とか見いだせる気がしない。
気持ちはわかる。
でも、そこで考えるのをやめていいのか? 良くはない。
少なくとも、右も左も、 *不幸を願っているわけではないのだから* 。
不幸を願っているわけではない。
そこだ。不幸を願っているわけではないのであれば、我々は妥協できるはずだ。妥協点を探すのが大事なのだ。
2-3段すっ飛ばして結論だけ言えば、著者はサヨクが大嫌いだ。
ウヨクは現実と、理想へ近づけるために世論と妥協を探し続けてきた。
ところがどっこい。サヨクの、とくに原理主義に近い皆様はまったくもって妥協しようとしない。
これでは争いを止められない。
国内のウヨクとサヨクが仲良くできずに、他国とどうやって友好的になれというのか。
そもそも我々は戦争がしたいのか? いや、違う。避けられるなら戦争は避けたい。死にたくない。
この国が気に食わない? いや、違う。平和な国に誇りを抱いていた。
なめられたくない? いや、違う。平和を守りたいのだ。征服、されたくないだけだったはずなのだ。
そう、中国が、怖い。
そして、この感覚がサヨクと多分共有できていない。できない。なぜならあいつら妥協しない。
集団的自衛権は行使可能にしたかった。しかし、行使したかったわけではないのだ。