2014-04-30

あれ、今年(2014年)の5月6日ってどういう原理休みなの?

 みなさんご存知の通り、今年のゴールデンウィークの暦はこうなっています

4月29日(火) 昭和の日

4月30日(水)

5月 1日(木)

5月 2日(金)

5月 3日(土) 憲法記念日

5月 4日(日) みどりの日

5月 5日(月) こどもの日

5月 6日(火) 振替休日

 「あれ、今日ってみどりの日じゃないの?」とつぶやいていた馬鹿がいましたが、4月29日2007年より「昭和の日」になりました。そして、「みどりの日」は5月4日に移動になりました。といっても、「昭和の日」だからといって、特に昭和めいたことをするわけでもなく、ごく普通休みと同じようにして過ごしました。日本国民の大半はそうなのではないかと思います

 ところで、今年の5月6日って休みなんですね。どうやら、5月4日の振替えで休みになっているらしいです。そこで、私も含めて、日本祝日制度平成初期で止まっている人は違和感を感じるわけです。

「こういう場合って、休みにならないんじゃなかったっけ?」

そこで、曜日周りが同じ年のカレンダーを調べてみました。2003年がそうでした。

2003年

4月29日(火) みどりの日

4月30日(水)

5月 1日(木)

5月 2日(金)

5月 3日(土) 憲法記念日

5月 4日(日) (日曜日から休み

5月 5日(月) こどもの日

5月 6日(火) (平日)

参考(http://www.benri.com/calendar2/2003.html

5月4日2006年までは、「国民の休日」として休みになっていました。「国民の休日」とは本来、3日と5日のように、1つの平日を挟んで2つ祝日があるときは、その2つの連休の間の日も休みしましょうという日でした。これは、飛び石連休をなくして、まとまった休暇を取りやすくしようというのが目的だと思われます。よって、4日が日曜日となっている場合は、「国民の休日」にするまでもなく3連休になっているので、これ以上休みを増やす必要はなかったのです。

ところが、2007年より、4月29日が「昭和の日」に、5月4日が「みどりの日」に、改定されました。これに関しては、「なーんだ、休日名前が変わっただけじゃん」と思ってました。でも、実は5月4日が「国民の休日」という便宜的な休日からみどりの日」という正式祝日になったことで、私達に意外な恩恵をもたらしていました。それは何かというと、今年(2014年)の5月6日休みがそれに当たります祝日法改定により、休みが1日増えたのです。

もっと厳密なことを言えば、2007年祝日法改定前は「振替休日は翌日の月曜日」というルールになっていましたが、2007年改定によって「その日後においてその日に最も近い『国民の祝日』でない日を休日とする」というルールになりました。同じことのように思えますが、この変更がなければ、今年のみどりの日振替休日は、こどもの日と重複してしまい、結果として休みが1日減っていました。

このことを踏まえながら、祝日法改定感謝、そして「昭和の日」にも感謝です。

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