2014-03-14

アンネの日記犯人」は「精神異常者」ということにした方が都合がいい

※(仮に逮捕されてる容疑者真犯人だったとして)

少なくとも日本警察検察政府にとっては、「精神異常者の奇行」という線に抑えたいよね。

下手に「思想的背景」とか持ち出されると、話が在特会とか、ネトウヨとか、果ては百田長谷川籾井辺りまで広がりかねないから

でも、イスラエル政府が「あれは一奇人奇行です」という説明に、素直に納得するとは思えないが。

日本政府は、歴史修正主義との正面対決を避けたいがために、犯人精神異常者に仕立て上げている」と、イスラエルは疑念を抱くのでは?

思想犯を「精神異常者」にしちゃうのは、実は戦前にもあった手口で、「アカ」の思想犯を、正面から弾圧投獄せずに、

あいつはアタマがイカレてしまった、かわいそうに」ということで、精神病院に強制収容しちゃう

善意解釈すれば「獄死させるには勿体ないアカ思想家を、生き延びさせるための高等テクニック」でもあるんだが・・・

で、「犯人」が精神異常じゃない、刑事能力あり、となった場合刑事手続きに移行するのだが、

そうすると「犯人」は刑事法廷の中で「アンネの日記偽書だ!」ということを主張するのかな?

(「アンネの日記の真贋が、量刑を左右する」のであれば、被告人側は真贋を主張するだろう)

日本国内で「歴史裁判」が展開されることになり、それはそれで興味深いものがある。

というか、犯人目的は、逮捕されることは承知の上で、「日本国内で、歴史裁判を提起したい」というのが真の目的なのではないか?

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