2013-10-14

午前1:30

自室。真っ暗。間接照明をつけた。部屋が淡いオレンジ色に染まるが、照明は一個だけなので薄暗い。

いつものブログを巡回。どれも更新ナシ。Twitter特にこれといったつぶやきもなく。

今日の夕飯はファミチキカレーパンじゃがりこを肴に泡盛ロックで。

テレビはもう何ヶ月もつけていない。部屋にはクーラーの音と、時折通り過ぎる車の音だけ。

ちょっと前までは、自分人生を変えたくて必死に戦ってたっけな。

毎日が緊張の連続な分、酒を飲むと自分でも不思議なくらい涙が出てきたもんだった。

なんだかよくわからない、自分じゃ手に負えない得体の知れないモノと戦っていた。

勝てば輝かしい未来がまっているんだと。

大人になれば、立派になれば、周りから認められれば、こんな得体の知れない惨めな気分とははオサラバできるもんだと。

違った。

去年からバーに通いはじめた。

一人で酒を飲みにバーに行ってカウンターに座ると、同じカウンターには俺の親と大して年の違わない大人達が寂しさを抱えて酒を飲んでいた。

俺には偉そうに説教こそするが、その説教の裏には、うだつのあがらない自分自身へのやりきれなさが隠れているのがわかった。

あぁ、大人もこの、わけのわからないもんを背負ってるんだ。

快楽で忘れるか、若者説教を垂れるか、仕事に没頭するか、政治家社会のせいにするか、、、若い奴とは違って対処方法はいろいろ持ってるにしろ

大人も皆、難儀していた。

どんなに立派な肩書きを得ようが、周りから認められようが、このわけのわからない心の隙間は埋まらないんだ。



カレーパンファミチキを食っている間、幸せだった。

泡盛も、氷でいい感じに冷やされて美味しく飲めた。じゃがりこ泡盛にあわなかったけど。

生きるってこういうことなのかなと思う。

自分世界を作って、好きな人と繋がって、自分幸せを知り、その一瞬、一瞬の幸せを感じることが。

偉くなるだとか、立派になるだとか、そういうのは、もうどうでもいいと思った。

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