教育論の基本は分からなくなった所から繰り返す。これ。今の教育はその基本から大きく逸脱している。ゆとり教育しかり。
ゆとり教育の盲目的な叩きは見るに堪えなかったが。問題はどこから分からなくなったかをきちんと認識しているのかということ。
教育の現場では進度や達成度を定期テストの点数ではかってしまう。テストもいいがそれだけじゃダメだダメだ。
テストで赤点さえ取らなければOKというのは正直甘すぎる。たとえば40点以下は再試験などとたわけごとを言う。正直ダメよこれ。
せめて9割は取れないと。たまたま部活が忙しくてテストできなかったとかテスト当日絶不調だったとかで赤点なのは分かるけど、大半の赤点とる奴は常連なのよ。
そいつらは小学校からの積み上げができてない。小学校から9割主義でいかないとダメ。8割程度の生ぬるい理解でよしとするから次行ったときに躓くし、勉強の楽しさも分からない。
楽しくない勉強をいやいややる人間のできあがり。ちゃんと全員が9割レベルで理解してないとダメ。センター試験も9割とれる奴は東大やそれに近いレベルとされるがそんなんじゃダメなのよ。
9割は当たり前にしないと。もしそれがキツいのであれば課程そのものがキツかったってこと。のぼるべき階段のステップをきちんとこしらえないから9割を当たり前にできないんであって。
もっともいい先生ってほんとに少ないから難しい面もある。じゃあ教育よりも「教育の教育」のほうが本質的な問題とも言ってよい。
ヨガ教室やってる友人も後継をいかに育てるかって話をしてる。最初は自分が先生やってたけど今は先生を教える立場。さらにゆくゆくは名誉顧問になって不労所得。