2013-05-11

最低賃金

大半の、とは言わないが少なくない割合労働者最低賃金をもらうほどの能力もないっていうのは事実あると思うんだよ。

就職活動っ中のそこらの若者捕まえて、その若者が個人で(つまり自営で)、月に手取り10万でも15万とか稼げるかっていうと疑問だ。

彼らの中で10万、15万というのは大した金額じゃない。だって学生時代バイトですらアクセスできてた程度の金額だし、同窓のみんなだって就職すればその程度はもらっている。使おうと思えば、それこそヨドバシで1時間以内に使いきれる程度のはした金だ。

しかしながら個人でそれを稼ぎ出せるか(しかも、税金を支払い、労働場所の賃料や設備仕様費を支払い、そのうえで)という視点でみればなかなかハードルが高い金額だし、おそらく新卒の大半は稼げない。ましてや、他人を雇用して10万、15万支払うシステム会社)を作れる若者なんてほとんど皆無だろう。

いま、若者っていう言葉を使って進めてきたけれど、若者にとどまらず、30代、40代、50代含めても過半数の労働者にとっては無理なんじゃないかなあ。

ひとくちに「最低賃金」って言葉を使うと、本当に乏しい生活軽蔑されるような仕事というイメージが湧くかもしれないが、でも視点を変えるとその金額は上記のような金額なのだ

  • 微妙に矛盾してる気がする。 最低「賃金」というのだから、誰かに雇用されているはずで、その誰かが既に確立させたビジネスモデルに従業員は乗っかってるわけだ。 であるならば、個...

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