2013-02-11

http://anond.hatelabo.jp/20130210131715

制度の欠陥に憎しみの源を転嫁したとして、それが昇華するために最終的に起こるべきイベントってじゃあ革命ってことになるじゃないですか。

でもそういう学園闘争ドラマなのは割とやり尽されてるわけだしその路線で行くシナリオに超生物登場させる意味って斬新さ以外に何も無くなるでしょ?

かといって逆に例えば先生地球を吹っ飛ばす理由(と教師になった理由)に焦点を当てたとすると、これは本当に「魔王を倒しにいくLv.1勇者の群れ」に「教室で育てた豚を捌いて食べる」が加わったような理不尽を超えて成長する話になっちゃうと思うんですけど、だったら学園体制の理不尽がどうこうとか余計だよね要らないよねってことになる。

第一話から劣等克服の物語としてスタートダッシュかけたのは判るんですけど、先生自身が先生を倒すことに目標を置いても地球は救われるが劣等は真には克服されないと言ってるんで軸がぶれてるというか元から二本軸立てってことになって何かこうスッキリしない。

何で悪意とか差別感情なんて出したのか、しか学校システムに絡めたのかマジで意味不明です。

つーか普通にテストに関連する一連の成長イベントにすぎなかったのか?テーマとして結構かいのにまさか使い捨てッスか?

このマンガの真のテーマが単に「教育者って理想をいうとこれくらい超越的な存在が熱意と実力両方を惜しまず注いで全身全霊をもって命がけでやらねば勤まらない大変なお仕事なのよん」だったらどうしよう。

記事への反応 -
  • 『暗殺教室』単行本読んだんだけど。はっきり言って笑ったし物語の構成が上手いと舌を巻いたんだけど、でも読み終わってから何かが気持ち悪い。 何かがっていうか普通に制度設計が...

    • そもそもあのマンガで描ける悪は定石で行くと月を見せしめに吹っ飛ばして次は地球だって言ってるタコの方であるべきなんだよね それを「勇者をレベル1から懇切丁寧に鍛え上げる魔王...

      • 制度の欠陥に憎しみの源を転嫁したとして、それが昇華するために最終的に起こるべきイベントってじゃあ革命ってことになるじゃないですか。 でもそういう学園闘争ドラマ的なのは割...

    • 保護者も納得してるE組システムじゃないのかと。 子どもの学力向上を至上命題としているけれども、自分で勉強見たり、子どものフォローするの出来ない親が、学校丸投げにしてるんじ...

      • 「保護者と本人が承諾したこと」ってのは特別強化クラス(E組)に関する校則に書かれてましたけど、 学校案内パンフ抜粋には「みんなとっても仲が良くて平等なんだ!!」ってあるの...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん