2013-02-07

http://anond.hatelabo.jp/20130207163804

元増田の年齢は知らないが、まぁお若いんでしょう。

飲み屋に「イッキ飲み禁止」なんて貼り紙が貼られるようになってまだ10年は経っていないだろう。

大学学生新歓コンパで無茶をするなと触れて回る。会社は部下に酒を強要するなと通達する。こんな動きは少なくとも20年前には全く見られなかった。何を飲もうが呑まれようが、そんなのは当事者たちの自己責任範疇を出なかった。

昨今、アルコール飲料の消費量は減少の一途を辿っている。急性アルコール中毒で担ぎ込まれる、ヘタをすればそのまま死亡なんてケースも年々減ってきている。

減ってきているということは、以前はもっとそれらが頻繁だったということだ。減ってきて、珍しくなったかニュースにもなるようになった。

かつての「アル中」は「ハゲ」と同列にオッサンを罵倒するための単語に過ぎなかった。

酒を飲むために飲む、あげく酒に呑まれて泥酔から暴力沙汰やレイプ事件など、元増田が憂うような世紀末光景はむしろ昔においてポピュラーだったものなのだ

日本人はどんどんお行儀よくなってきていると思う。もちろんそれは、全体を平均化すれば、の話だけれど。

この傾向が、すでに一般化しつつある国際交流やら海外旅行やらの影響で今更急激に逆転するとは到底思えない。

しろ事は法整備にまで及んでいるのだ。

これに対して「呑み」という言葉は「丸呑み」という言葉に象徴されるように、外部から不可抗力のようなものを受けているように感じる。

「丸呑みにされる」なら確かにそうだろうが、「丸呑みにする」ならそれは呑んでいる方の豪快さや圧倒ぶりを示しており、つまり「酒を呑む」とは人が酒を支配下に置き、酔いつつも酒を蹂躙しているイメージになると感じる。

まぁ、結局何が言いたいかというと。

漢字なんか関係なく飲酒環境において日本はどんどん良くなってきてるから心配すんな、ということだ。

記事への反応 -
  • 飲酒を「飲み」ではなく「呑み」と表現することに違和感がある、というか引け目を感じる。 こういった認識の根底には「飲酒=レクリエーション及び娯楽のための手段」という定式が...

    • 元増田の年齢は知らないが、まぁお若いんでしょう。 飲み屋に「イッキ飲み禁止」なんて貼り紙が貼られるようになってまだ10年は経っていないだろう。 大学は学生に新歓コンパで...

    • まあ、難しい事言ってないで飲めよ。呑め飲め。取り敢えず呑んどけって。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん