指導者(教授、准教授など)が社会が求める研究テーマをもつ研究室(組織)を立ち上げる。
一方で、学生はお金を払って研究環境を使わせてもらい、それぞれの研究を行う。
個人的にはそのような身分の学生が研究室の方向性に意見をするべきでないと思う。
というのは、学生は自分の人生の目標を達成するための道具として研究室を選んでいるのであり、
もし研究室の方針が合わなければやめればいいじゃんと思うからだ。
人生の目標が小さな紙を切ることであったとして、研究室は紙を切るための大きな鋏ってところだと思う。
私は、自分(修士学生)は独自の研究テーマを考え、それについて研究して修士号を得ることが
だが、研究室の方針は指導者が研究したい研究を学生に押し付け(博士は別だが)、やることを次々と押し付けるようなスタイルであった。
日々、朝から次の日の明け方まで奴隷のように研究室にいなければならなかった。
個人的にはこれは研究ではなく、ただの作業だと思うようになり、退学を決意した。
自分では入学前の自分と研究室の関係は、紙と鋏の関係だと思っていたものが
紙を切りたいのにただトンカチで叩いているだけであり、無意味な時間だと感じていた。
今のところは、このまま家の都合とか適当な(指導者が干渉しずらい)理由をつけて退学する予定だが、
果たしてこれでいいのだろうか。
仮に自分が指導者に今のスタイルはおかしいとほざいた所で、研究室は学生個人では
到底把握できないような世界から評価されていて、いうだけ無駄なのであろうか。
学生が研究室に対して(一人では解消できないような)問題を持っている場合、研究室の方針を変えてでも(変える可能性があったとしても)なにか言うべきなのだろうか・
国立大学は国のものである。 だから、研究室のやり方に文句があれば、文部科学省に通告するのが筋なのかもしれない。 私立大学も同様に文部科学省への通告で良いと思うが、 私立大...