http://anond.hatelabo.jp/20130108184235
上手くいかない原因は作り方まで母親の真似をしている事じゃないかな。
最近料理をせざるを得なくなった俺だが母親の作り方の真似をしても大抵は上手くいかないぞ。
料理上手の中年女性というものは目分量と感覚、そして経験が非常に優れているんだが、それを一朝一夕で我らが真似できるようなもんじゃないし、彼女たちに説明をもとめても非常に曖昧な感じの応えしか帰ってこなくて参考にはならんぜ。
俺はまず料理を作りたいと思ったら、母に聞くのではなく、その料理のきちんとしたレシピを参照してまず作ってみる事から始める。
きちんとしたレシピというのは、クックパット等コミュニティ系のレシピサイトではなかなか難しいので(あれはある程度料理に慣れた人が見るサイトだ。結構怪しいレシピも多い)定番として今日の料理のサイトをおすすめしておく。
http://www.kyounoryouri.jp/ あるいはブックオフにでも行って、100円のコーナーからよさそうなレシピ本を手に入れるというのも悪くない。(レシピ本は古くても問題ないから始めは新品を買う必要は無い)
そうして一般のレシピを使って作った料理は、食べてみるとたしかに美味しいが母の味とは違うと言う事になるだろう。そこから微調整して目指す味に仕上げればいいのさ。
作る過程まで真似をしようとしないこと。
料理の上手な母親も、おそらくこう言うまずレシピをみて、作っているうちに自分の好みの味に仕上げていくという過程を経ているはず。徐々に完成させているのだから、いきなり彼女が自ら作る事において洗練し完成させた手法を真似しても、他人が履き慣らした靴を履くようなもんで、形が合わなくて上手くいかないのも当然だよ。
その他にテクノロジーに頼ると言うのも手。
たとえば牛すじビーフシチューは煮るのが大変だ。それだけでくたびれてしまう。こういう時は保温調理鍋(シャトルシェフなど)や圧力鍋のようなものを使ってしまう。
上手く切れなければスライサーや大型ピーラーを使うとかそう言う事だ。
これも一部の慣れた人を見ているとなかなか違う道具を使ってみようという気にならないのでおすすめ。
Amazonのキッチンストアを見て回るだけでいろいろなアイデア料理器具があって料理を楽にしてくれる。
と言う点で、特に増田さんは一人暮らしだということだから、保温調理以外にも使えてスペースが節約でき、保温調理中絶対に焦げる心配がなく放置できると言う点でシャトルシェフがおすすめ。
ただしシャトルシェフはどうしても保温力を高めるためにある程度量を作らないとならないから、そこはいろいろと工夫がいるかもね。
なお肉類は一度火力設定を間違えて硬くなってしまうとその後いくら煮込んでも柔らかくならない。一度間違えたのを長く煮ていると「柔らか」と言うより「煮崩れ」状態になっておいしくなくなる。
肉を煮るときは焼き目をつけて控えめ火力で、魚は逆に強めの火力で身を引き締めた方が美味しく仕上がる。レシピにもよるけど。
わざわざ長文ありがとう。 がんばります。