熱が出続け早五日。
昨日、ようやく病院に行って点滴を打ってもらった。
一瞬だけ熱が下がり、まるで健康体の時のように世界がクリアに見えて、
やったー治ったー、と喜んだのも束の間
今朝になったらまた38度越え。
思い返せば木曜の午後の打ち合わせ、
あれが悪かった。
私はエアコンが苦手で、でも会議室には私のほかには寒がってる人などいなかった。
オジサマはあの冷え冷えした部屋で、扇子をパタパタしていたから
あれでもきっと暑かったのだろう。
で、
金曜日の朝に喉が痛み出して、その夜には38度5分。
熱で朦朧とする頭でふらふらとしながらその説明会を受けてきた。
なんせ私、母子家庭やってるもんで。
こういう時に代打が出せないのが辛いんだなーと、
わざわざ夫婦で来てる人たちを眺めながら思ったりもした。
日曜日になっても熱は下がらず、一日寝て過ごせば治るだろうと
9割方の時間を布団の中で過ごした。
月曜日、目が覚めて体温を測ると36度5分だったので、
多少よたよたしている気もしたけど会社に向かった。
会社の医務室で熱を測ったら37度5分。
強制送還された。
と言われた。
待合室で座るなり、涙がこみあげてきて、もうどうしても止められなかった。
母親なのに、こうやって風邪をひいてまわりに迷惑を掛けてしまうこと。
こんな身体では体力を使う仕事は無理だと言われたこと。
自分が母親になったのに、まだ自分の母親に世話になってしまっていること。
情けなくて、悲しくて、止められなかった。
待合室のベンチでうずくまっていたら、
ベッドに寝かせられた。
計った体温は39度だった。
今日になってようやく、熱が落ち着いてきた。
ママ、こんなんでごめんね。