2012-07-10

熱が出続け早五日。

昨日、ようやく病院に行って点滴を打ってもらった。

一瞬だけ熱が下がり、まるで健康体の時のように世界クリアに見えて、

やったー治ったー、と喜んだのも束の間

今朝になったらまた38度越え。

思い返せば木曜の午後の打ち合わせ、

あれが悪かった。

会議室にぎっしりの暑がりのオジサマ。

私はエアコンが苦手で、でも会議室には私のほかには寒がってる人などいなかった。

オジサマはあの冷え冷えした部屋で、扇子をパタパタしていたか

あれでもきっと暑かったのだろう。

で、

金曜日の朝に喉が痛み出して、その夜には38度5分。

金曜日の一日を会社で過ごすことすら、ぎりぎりだった。

本当は土曜日にお医者に行ければよかったんだけど、

土曜日はどうしても行かねばならない子供の用事があって、

熱で朦朧とする頭でふらふらとしながらその説明会を受けてきた。

なんせ私、母子家庭やってるもんで。

こういう時に代打が出せないのが辛いんだなーと、

わざわざ夫婦で来てる人たちを眺めながら思ったりもした。

日曜日になっても熱は下がらず、一日寝て過ごせば治るだろうと

9割方の時間を布団の中で過ごした。

幸い実家が近いから、実家で過ごさせてもらった。

月曜日、目が覚めて体温を測ると36度5分だったので、

多少よたよたしている気もしたけど会社に向かった。

8時半スタート会社だが、9時には既にダウン気味。

会社の医務室で熱を測ったら37度5分。

強制送還された。

医務室の担当の人(保健室先生みたいな)に

あなた、ラインで採用だったら即クビね」

と言われた。

私の会社工場で、私は事務的な仕事をしている。

会社を追い出されたその足で病院へ行った。

待合室で座るなり、涙がこみあげてきて、もうどうしても止められなかった。

母親なのに、こうやって風邪をひいてまわりに迷惑を掛けてしまうこと。

母子家庭自分が稼ぐしか生きる術がないのに、

こんな身体では体力を使う仕事は無理だと言われたこと。

子供心配をかけてしまっていること。

自分母親になったのに、まだ自分母親に世話になってしまっていること。

情けなくて、悲しくて、止められなかった。

待合室のベンチでうずくまっていたら、

調子悪いんですか?」と看護婦さんが言ってきて

ベッドに寝かせられた。

計った体温は39度だった。

今日になってようやく、熱が落ち着いてきた。

明日会社に行けそうだ。

ママ、こんなんでごめんね。

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