■偽善者の季節ですね

偽善者のみなさん、いかがお過ごしでしょうか。この度は大津市にていじめ事件が発生し、その才能を活かされる絶好の機会が到来せることとお察し申し上げます。ところで、あんた何様ですか？

・処罰権は貴方にはありません

知っての通り日本は法治国家です。

罪刑法定主義といい、刑法典によって定義された犯罪のみが処罰の対象になります。

そして、処罰をする権利は国家にあります。

高校で習いましたよね。しかるにあなた達は、

自殺した男の子はなんてかわいそうなんだ！

犯人は鬼畜だ！赦せねえ！

大津市は腐ってやがる！

ここまではいいんですよ。しかし、

自殺した子の無念を晴らさねば！

犯人に正義の鉄槌を！

大津市の奴らは全員グルだ！

とか宣ってあらぬ行動にでるじゃないですか。人の名前さらしてみたり、電凸とかいってよからぬ電話をかけたそり。

そういうことをした時点で君らも犯罪者か、それに次ぐ鬼畜なんですよ。

仰るとおり、今の法律では加害者やその親族も護られています。

法律は、民主主義国家において国民の総意であり、

法律を決めるに際しては、もし自分の主張か通ったときにそれを全員に守らせる権利と引き替えに、自己の意に反するものでも成立すれば従わねばなりません。そういう社会契約なのです。

法律を守らないというのは、この国民の大いなる合意と契約を反古にするという点でどんな場合も同じようなものです。だからあなた達は犯人と同類であるとの誹りを免れないのです。

加害者を攻撃したいなら、加害者を攻撃するための法律を作り、それを議員に出してもらい、成立させてからにしなさい。

何の資格もなく正義の仮面を被り、犯罪的行為を繰り返しその快楽に耽る偽善者共は悔い改めなさい。

※偽善者じゃない人はどうぞお気になさらず。

Permalink | 記事への反応(1) | 00:23

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