個人のストレスをいくら減らしたところでいじめがなくなることはないのじゃないかと個人的には思うよ
どちらかといえばいじめに関係している心理で一番やっかいなのは同調圧力だろう
個人が個人に対して攻撃したところで一対一ならそれは多くの場合はいじめとは呼ばない(特定の人をターゲットにしたパワハラなどはいじめと呼ばれるケースもある)
往々にしていじめに加担している人というのは、
こいつなら叩いてもいい、または、叩かれてもしかたがない、という空気に従っているにすぎない
空気に従うことで自分を叩かれない側に置こうとするんだね それはストレス関係なく起きる事象だと思う。
で、クラスタの多くの者が場の圧力に従った場合、その行為はエスカレートしやすい。
今回でいうならまあ、虫食べさせようとしたり自殺の練習させたり、主犯格の実名晒したり親の会社晒したりだとか。
悪だとか正義だとか法的にどうだとかそういうことは関係なく、
属している群れのルールに従うのが一番安心する行動になっちゃうんだよ
これは群れで暮らすことが組み込まれている種なので仕方がない。
はみでている、もしくははみでているとボスが認定した特定の人間を吊し上げることで
群れの中でのステータスというか、自分のポジションの確認(叩かれる側にいないこと)をするんだろう
いわゆるリア充がいじめっこ側になりやすく、非リアがいじめられっこ側になりやすいのは
空気読みや人間関係の構築においてリア充よりも非リアに属する人間のほうが劣っていることが多いからなんじゃないのか。
(もっともリア充であっても空気を読み間違った場合あっけなく転落するけど)
あと、モラルが高めの人間がいじめられるケースも往々にしてあるけれど、
群れの空気より他のモラルを優先したことでターゲットになるケースが結構見受けられる感じ
今後、いじめが減る方向にかじ取りできるんだとしたら、
集団心理がもっと研究されて、どういう状況でどういう状態になりやすいのかふまえた上で社会が作られた時じゃないかなとぼんやりと思っている