1.現地入りはしない。
になると思います。
1.についてはご懸念の通り、ロジスティックが付いていない限り、医師と言えど一般人で、現地の負担と現地への貢献は差し引きマイナスの可能性が高いからです。
2.については、実際このようなケースでは、現地ヒアリング→物品手配→現地での医療活動、の手順を踏みますが、その最初の工程の効率化が図れる可能性があるからです。
基本的には、地域拠点病院に連絡がつき、そこに情報を出しているならそれで当面の最善は尽くしているということになると思います。叔父上のお気持ちは分かりますが、トリアージが行われたような現場では、通常の医療倫理あるいは感情的道徳的には理不尽な話が正解となる場合があります。「2人の人を助けるために自分の母親を殺せるか?」という問いと似たような話で、感情的には納得できないのが当然と言えますが・・・
ただし72hという最も緊急的な対応が必要な時期は過ぎていますので、ケースバイケースな点もあって「絶対に止めた方がいい」とはいいきれません。実際に医療的な貢献ができるかどうかは別として「顔見知りの医者が面倒を見に来てくれた」と言うこと自体に大きな効果がある可能性があるからです。患者さん方と現地医療機関の橋渡し役、というのは組織的救難活動では手が回りにくいところでもあります。あくまで「現地医療機関が止めないなら」という条件付きでは一般人のボランティアとは意味が違う部分があるのも確かと思われます。過去の災害対策では「大きな避難所が優先されてしまい、限界集落のようなところは手が届きかねた」というのは常に挙がっている問題点(たいていはやむを得ずあえてそういう決断をしているのですが)でもありますし。
まずは、この度の大地震・大津波で被災された方々の安寧と一刻も早い復旧を祈ります。 それでできたら一緒に考えて欲しいことがあるんです。 私の叔父の一人が、被災地域のひとつに...
ケースバイケースな側面があります。が、一般的には 1.現地入りはしない。 2.その集落に関する情報(必要な薬品投)を所定の機関に連絡 になると思います。 1.についてはご懸...
「何かしたいとお考えの先生方もいらっしゃるでしょうが、単独で行っても足手まといになります。当面は募金をしつつ、市医師会を通じて依頼があれば応援する準備を」
基幹病院の機能停止状態は、医師がいなくて停止なの? 資材が津波かぶって停止なの? 医師がいないなら行政に相談する価値はあるかもしれない。 (近いところから呼ぶかもしれない...