まずは、この度の大地震・大津波で被災された方々の安寧と一刻も早い復旧を祈ります。
私の叔父の一人が、被災地域のひとつに非常勤で働きに行っていた医師なのです。
と言っても臨床経験は浅く、今までは裏方的な仕事をしていた人なので、
実際には長期安定した患者さんに定例の薬を処方するのが主な仕事のようです。
そこは普段からかなり交通の不便な場所で、いわゆる限界集落というものだろうと思います。
街の病院から往診車が山道を通って月に数回来る以外、何の医療設備もありません。
今回、その基幹となる病院が津波の被害を受け、機能停止状態に陥っているそうです。
叔父は往診車でその集落へ向かう日以外は都内に暮らしており、震災時も都内に居ました。
当初はその地域の情報がなかなか入らず、どうにか病院関係者と連絡が取れたものの
上記のような有様で、叔父は集落の人たち(ご老人ばかりらしい)の事を心配しています。
何とか自家用車で集落へ行けないかと、地図を見たりしていますが、
渋滞による物資の輸送遅延を防ぐために極力個人で被災地域へ向かうのは避けて欲しい、という
当該地域の公式HPの記述もあり、私としてはこの場合はインフラの復旧を待つしか無いと思っているのですが、
叔父は「自分は医師であるから、一般の個人とは事情が異なる」と言っています。
それにしても肝心の病院が動いていないのでは、薬の処方もできないし…
食料や水の補給といった目的で行くのなら、医師は関係無いのでやはり一般人扱いな気がします。
しかし、普段見ている人たちが取り残されて心配な気持ちも分かります。
追記:
お返事ありがとうございます。今は時間がないので、あとでゆっくり拝見します。
往診車の基幹となっている病院ですが、津波で浸水したのと電気が通じないのと(自家発電も長く持たなかった)で
元々人手不足気味の病院なので、この非常事態では医師の数も決して足りてはいないと思いますが。
逆に言えば、電気が通じるようになれば、ある程度機能するのかもしれません。
「何かしたいとお考えの先生方もいらっしゃるでしょうが、単独で行っても足手まといになります。当面は募金をしつつ、市医師会を通じて依頼があれば応援する準備を」
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