2023-10-12

例の埼玉県の子外出禁止条例について

もはやはてブはイキリ立っていて冷静な議論が成立していないので、まあどうでもいいのであるが(平常運転かもしれないが)、海外在住経験者は逆に常識すぎてわざわざ口に出してもいない(間違って口に出したら袋叩きにされている)状況とは思うが、もし聞く耳を持つ人がいるなら、同様の意見多様性を持って増殖していると信頼度が増すだろうという一縷の望みをかけながら言う(増田って便利ですね)と、

欧米ではマジで学校まで親か誰かが付き添うか、無理ならスクールバスである子供だけで登校はあり得ない。だってそんなことしたらすぐ誘拐されたり殺されちゃうから

マジで家に子供だけでいたら通報される。だってそんなことしたらすぐ強盗に入られて殺されちゃう子供って何も考えずドア開けたりするしね。

とはいえこれは、別に専業主婦家庭に押し付けようと言うのではなく、逆に誰も彼もがベビーシッターに頼っている。誰でもやっているので、むしろ日本みたいにベビーシッターに預けまくることは親としての責任放棄していないか見たいな心配はほぼゼロであるように観察した(これは地域にもよるでしょう)

・あと、日本でいう普通の「しつけ」レベルの声を出していると通報される。

と言うわけなので、ことの本質は、欧米ではそうかもしれないがそれをそのまんま日本に持ってくるのは無理があるでしょう。で済む話だ。誰かが「出羽守ってことですね」ってブコメしてたがその通りでありそれ以上でも以下でもない。この議員思考の深さレベルについてはやや今後は疑いを持って評価する必要があるかもしれないが、一方で、この議員は、実情から無理であってもあえて制度を設定することで、マインドのものを変革しようとしていると言う可能性は留保したほうがいいようには思う。あまり人をバカバカだとバカにするのもどうかと思うのだ。たとえばミッテラン死刑制度廃止した時、フランス国民ほとんどは死刑制度存続を望んでいたというが、フランス死刑制度廃止したと言うことそのもの世界死刑制度廃止への流れへと進めたという。とまあ、埼玉県議会でそこまで行くか、って話ではありますが。

って言うだけのことでなんで終わらせられないかというと、やはり上の件と夫婦別姓・LGBTQ条例の件が論理的に全く同じ構造をしているにも関わらず、党派性観点からは完全に捻れているからだとは思うのだけど、あれ、これって結構面白い現象を観察しているのだな〜って気もしてきた

  • 共同親権がねじれているのも似てる。 欧米の地で、日本人女性と現地の男性が国際結婚する。 夫に無断で女性が子供を日本に連れ帰るとする。 日本の法律家や市民運動家で構成され...

    • 適当に嘘をばら撒く有害な言論。 こういうのの解決策がインターネットには求められてる

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