2023-05-13

ウマ娘ROAD TO THE TOP全然面白くなかったな

要人物のキャラ付けに魅力を感じなかった。

プロはやたら良い子ちゃんキャラ付け面白みが全く無く、語られる内容もウマ娘なら誰にでもあてはまりそうなものばかりだ。

アヤベは完全にメンヘラとなってしまっていて、目の前のレースにも人間にも集中せず自分脳内しか存在しないものに延々と執着している。

オペラオーはオペラ引用して諳んじる割合の大幅ナーフにより芝居がかった態度を取るだけのキャラクターとなった。

非常に残念だ。

競走馬歴史擬人化するというコンセプトにおける解像度が大幅に下がっている。

というか、自分たちで一度は作り上げたウマ娘像への思い入れも薄くなっているのではないか

ウマ娘第1・2シーズンにあったそれぞれの競走馬イメージに対する集合意識を描き切ろうという執念が失われているように見える。

主役でないウマ娘が雑多なキャラクター性に埋もれてしまうことに対して諦めはつく。

ドトウがオペラオーの太鼓持ちみたいになっているのも今回はモブから仕方がない。

主要3人の描き方に奥行きが感じられないのは流石に問題だろう。

アドマイヤベガを「双子だったから片方を潰した」というストーリーを中心に描くこと自体がどうなのかというのがまず疑問で、ウマ娘というワンアイディア作品を作ること自体がもう限界に近いのではとさえ感じさせる。

オペラオーのキャラ自体成功していたと思っているのだが、その尊大さを見ていて楽しいものとして描くことが出来ておらず、王道を外したキャラクターの魅力の出し方自体が共有されていないのではないのだろうか。

ウマ娘初期の頃にあった何を描いても競走馬擬人化というコンテンツの目新しさのおかげで評価されるという時代は過ぎた。

今度は個々のウマ娘個性によってユーザーがまだ耐性のついてない刺激を見つける必要があるというのはよくわかる。

トップロード物語は他の2人と比べてもバランスがよく王道の安定感はあったが、それは既にウマ娘世界において見飽きたドラマの再上映でもあったからだ。

ウマ娘RTPにはその壁を突破できるコンテンツ力を期待していたのだが、結果としては完全に弾き返される形になった。

ハードルが上がっていたのは感じるが、もう少しはやれたのではないかという疑問は尽きない

  • もうアニメから卒業する年なのでは

  • トプロ、オペ、アヤベの過去から三者三様の道を目指す道程書くと思ったらほぼアヤベのメンヘラ劇場だったしな

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん