2022-10-03

大腸内視鏡検査を受けた話

このエントリに便乗して、大腸内視鏡(正確には下部消化管内視鏡と言う)の体験談について記したいと思う。

きっか

昨年の秋くらいに、一念発起してアナル感覚を鍛えてみようかと思い、早速アナルプラグを購入した。元々切れ痔気味だったので、控えめなサイズ選択したつもりだったのだが、それでも自分の尻穴のサイズに合わなかったのか、準備が不十分だったのかわからないが、挿入した時にSiri

鋭い痛みが走って鮮血が滲んだ。たまたまかなり近いタイミング便潜血検査を受けることになり(40歳になる歳であった)、見事に要検査になってしまったのである。かかりつけの肛門外科医先生相談したところ(上述の経緯は伏せてある)、大腸内視鏡提案を受けた。今まで一回もそういった精密検査を受けたことがなく、半ば興味本位で受けてみることとした。

予約

まず、大腸内視鏡検査を受けることができる総合病院の予約を取り、そこで内視鏡実施日の予約を取るとともに説明を受けるという二段階方式対応であった。最初の予約日で検査を受けるという心づもりで赴いたので当てが外れた。検査にかかる時間として、混雑具合にもよるのだが、ポリープなどが見つかった場合はその場で切除することもあるとのことであり、検査に丸一日を要するつもりで当日は有給休暇を取得した。

前日

前日の夜から絶食であり、水分補給のみ許可された。また夕食はうどんなど消化の良いものを取るように言われ、夕食後に下剤を飲むように指示された。めんどくさかったのでおにぎりだけ食べた。

当日

検査当日ももちろん絶食のままであり、起き抜けに下剤の影響なのか軟便が出た。予約の時間は朝イチだったので朝早くから病院に赴いた。受付をすまし、待合室に通された。すぐに検査を受けられるのかと思ったのだが、ここでさら腸内洗浄目的で下剤のおかわりがあった。しかも、この時の下剤の量が約2 Lもあり、それを2時間程度で飲み干すよう指示された。個人的にはこれが一番辛かった。スポーツドリンクを極限まで薄くして薬特有えぐみを足したような味であり、しかもこれを2 L飲み干さなければならないのである。途中から腹が膨らんで吐き気との戦いになり、下からもひたすら水のような便が出続けるという始末であった。当日は4人の被検査者がいたが、うち一人は飲み干すことができずギブアップしていた。これを何度か繰り返すうちに、尻からも透明の液体しか出なくなった時点で検査準備完了とのことであった。自分が尻から出した液体の色をスマホ撮影し、看護師確認してもらってOKが出た。その時の写真はいまだに保存してある。朝9時に来院したのにこの時点で12時前になっていた。

検査

手術着のようなものに着替えて検査室に入った。ベッドに横にされて、体を丸め胎児のようなポーズをとった。内視鏡は細かったのか、普段体験していたものと異なり、特に抵抗もなく入っていった。空気大腸を膨らませながら内視鏡が奥に進んでいったので、かなりの膨満感を覚えた。検査自体10分程度で完了し、大腸特に異常は見られなかったが、入り口近くに切れ痔があると言われた。検査終了後はそのまま帰宅となった。空気で腹を膨らませた影響なのか、しばらく屁が止まらなかった。費用は、保険込みで約6000円だった。後日、かかりつけの先生に聞いたところ、大腸内視鏡で異常がなかった場合は5年は無罪放免、とのことであった。

感想

ちゃん自分の体内を見ようと思っていが、すぐに検査が終わったのでかなり拍子抜けの部分もあった。また、自分の体の中に本当に内臓が入っていることを実感できた。内臓の洗浄を行なったためか、体の内部がいつもより綺麗になったように思えた。

  • https://anond.hatelabo.jp/20220721200324 ワイの仲間やな 当日の下剤は2L。200CCを10~15分おきに飲めとか言われてトイレ付きの個室を準備してくれてた 最初1時間ぐらいは💩でなかったけど最後の30...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん