■アセクシュアルだった

anone，というサイトで，自分のセクシャリティを

調べることができる。　

特に何も思わず試してみて、納得。

戸籍上の性別と心の性別は問題なく一致。　

だけど　

「アセクシュアル」「リスロマンティック」　

という診断が出た。　

アセクシュアルは、無性愛者のこと。　

男女を問わず、性的欲求を抱かない。　

リスロマンティックは、恋愛感情を持つけども　

プラトニック志向。特定の関係を求めない。

診断をみて、唸ってしまった。　

特に、リスロマンティックの傾向で

「好きな人に振り向かれると、急に冷める」　

には思い当たる節があって、激しく同意。　

相手に好意を持たれると、ドン引きしてしまう。　

恋愛に興味がないのは、自分がモテなくて、　

かつ、ずっと夢中で追いかけてた夢が　

あったから後手に回ってたからだと解釈してた。　　

ただ、そうなると外野がうるさい。　

この年で処女なのは、心配されるし、馬鹿にされる　

こともあって、悔しい思いをしたこともある。　

それに、世間はこれでもか、とばかりに、

恋愛の素晴しさを語り、恋愛できないのは

欠陥があるから、と言わんばかりだし、　

結婚できなきゃ負け犬呼ばわり。　

セックスが如何に気持ち良いものか、ネットの　

マンガ広告が毎日アピールしてくる。　　

ぶっちゃけ、セックスに興味はある。

そんなに気持ち良いなら、冥土の土産に一度くらい、と　

思ったこともある。　

AVをみたり、BL漫画を読んだり。　

ドキドキするけど、やっぱりエグいし、自分がするのは　

ちょっと想像つかない。　

ここまで考えて、自分は、13歳の頃から　

中身は変わってないんじゃないかと思った。　

夢見る乙女のまま、大人になってしまったから、　

恋愛する自分、セックスする自分が想像できない。　　

好きな相手がいても、自分の世界の中で　

王子様としてそっと見つめているだけで、満足　

できてしまう。　

結婚願望はないし、子供は大嫌い。　

だけど、世間の圧に屈して、婚活もやってみた。　

この場に、夢はないと悟って、辞めた。　

中身が13の自分には同世代の男性が、おじさんにしか　

見えず、無理だった（お互い様）。

いずれ後悔するのでは、と思ってたけど、　

診断を読んで、そういう人もたくさんいると知って、　

このままでいいんだ、と思った。　

今更自分変えられないし、今の生活に満足してるから　

無理せずひっそり生きていけばいい。　

そう思えたのが何よりの収穫だった。

Permalink | 記事への反応(2) | 22:32

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