2019-09-09

10年間自分ITエンジニアだと誤解していた話

10年前電子回路系の学科高専卒業して中小IT企業入社した

入社時点ではサーバーLinuxSSH?なにそれ?といった状態でしたが配属されたのはネットワークインフラサーバの面倒を見る部署

物理的なサーバキッティングからOSとかapacheインストールデータセンタへのラッキングとかスイッチの設定とかを主にやっていました

作業は主に手順書取りに全部手作業で、運用中にアラートが飛んできたら目視確認して対応するといったことをずっとやっていました

そのうち自動化とか監視の外部委託とかそういう感じに手作業で行うことがどんどん減っていき作業量はそれほどなくなってきていました

そうしていたら部署の移動の打診が

主に営業作戦をねってお客さんに提案しに行ったりとか、運輸中のお客さんの御用聞きを技術側の視点からやってほしいとのこと

直営業さんと話すのもお客さんと話すのも苦痛しか無いので10年のITエンジニアキャリアがあれば転職できるだろう、まだ30代前半だし

と思いたち有給も全部消化して退職して転職活動をすることにしてみた

増田にいる本当のITエンジニアの方々ならおわかりかと思うが自分がやってきたことはただのオペレータしかなかった

面接で聞かれるのは開発経験の有無とマネジメント経験の有無ばかりでどれも経験がない

余暇を使って勉強なんてしたことなかった

周りの大卒の友人よりも少し早く就職して収入があったこともあり就業野球実は遊びまくっていた

酒、ギャンブル、女、借金さえなかったが貯金なんてほぼなし

それでも自分インフラサーバエンジニアとして10年のキャリアがあると謎の自信をもっていたため転職なんてすぐ決まると思っていた

結果は上記の通りで全滅、どうしようもない

このままだと最後給料が振り込まれたあとは家賃が払えなくなるので実家に帰るしかなくなる

もはやITエンジニアは諦めて若いうちに採用されやすそうな肉体労働しか無いのかなあと思っている

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