SIerのヤバい現場は「何をしているのか理解してない」というレベルで分かってない気がします。
この方々に
「このシステムはどんなプログラミング言語で作られているの?」
「この値はどうやって算出しているの?」
と聞くと
「わからない」「担当者に聞いてくれ」「ユーザーに聞いてくれ」
と言います。
確かにプログラミング技術やクライアントの業務に詳しくない人なのかもしれません。
でもシステムってプログラミングって自分で理解していないと作れないものなんですよ。
「プログラミングは俺の仕事じゃない」「ユーザーの業務はユーザが一番詳しい」
そうかもしれませんが、システムを作るあなた方が理解してないものはコントロールもチェックもできないんですよ。当り前じゃないですか。
確認もテストも協力会社の方にお願いするんですか?では協力会社に仕様を伝えるのは誰ですか?
ユーザーからの質問を「担当者に確認します」と言って自分からは答えられない状況が続いているのにおかしいとは思いませんか?
プログラミングも仕様も分からない、呼ぶ協力会社は単金だけを見て決めるんですか?優秀かどうかはどうやって判断するんですか?
スケジュール管理は数字だけを見てできると思っていませんか?その根拠はなんですか?
Git知らないDocker知らないm9(^Д^)プギャーと
でもそんなことは些末なことで、導入してすぐ解決みたいな話ではないように思えます。
それに毎日遅くまで働いて、休日は妻子のために家族サービスとなれば自己研鑽の時間なんてなかなか取れないでしょう。
でも作ろうとしてるものが何なのか理解する時間は会社の中でできると思うんです。
忙しいのは理解しています。稼働調整、スケジュール調整も大事な仕事です。
お客さんと雑談で
「ちなみに現場の人ってこのシステムどうやって使ってるんですかねー?」
とか
プログラミングしている方に
「この処理はJavaScriptで書くのが良いのはどうして?」
とかなんでも良いんです。
「そんなことをしても仕事が増えるだけで、得にはならない」
という意見もわかります。でも自分が理解しないといつまで経ってもコントロールできる立場にはなりませんよ。
ラダー効果が云々という話も聞き飽きたかと思いますが、もうちょっと視野が広がると糞な職場がほんの少し変わる気がしませんか?
というわけでお父さんたちお仕事頑張って!
せっかく頑張って元請けに就職したのに何で馬鹿な下請けと話さなあかんの?