幼稚園では一人遊びが最高の楽しみだった、自分の世界だけで生きていた
朝顔のたねを潰して、砂を掘って、壁に登った
小学校では図書室の図鑑だけが昼休みの私を癒してくれた、外遊びには興味が持てなかった
中学校では、体育の時間の後で全員が制服に着替えても一人だけ体操服で授業を受けた、そのほうが涼しいから
高校では体育祭をサボって図書室で本を読んでいた、拘束されるのが嫌だったから
親が泣いても文化祭に行かなかった、それまで一日もクラスを手伝ってなかったから
遠足のときは家を出てから学校に病欠の連絡をして満喫で時間を潰した、もう親を泣かせたくなかったから
授業は面白かった、つまらなくても過去問で単位を取った、科学こそ自分のスキなことだと感じた
サークルに熱中した、気づいたらリーダーになってすべてをつぎ込んでいた
大学院は思っていたのとは違った
科学への渇望は消えていなかったけど修了と同時にアテもなく飛び出した、先生と研究室には我慢の限界だったから
僕は10年経っても体育祭から逃げていたんだ。集団から、どこからともなくリーダーが現れて全員に無言の圧力で不文律を押し付ける。集団の中で、時間と場所と思考の自由を奪われていくあの感じ。社会に蔓延するあの体育祭の空気から、きっと抜け出せると信じていたんだ。それでも、自由になれなかった。
まだ、後夜祭のキャンプファイヤーは消えずにいる。
もともと師弟関係の強い一部の工学系や理学の実験系はともかく、 最近国の予算的にプロジェクト研究が流行っていて、組織化が進んでいるだけでは。 結局論文書いてて、のし上がって...
根性論が相対論に見えた。視力下がってんなー
これはいい増田文学(?)
別にいいんだけどさー まだ、後夜祭のキャンプファイヤーは消えずにいる。 なんでこんなポエム入れちゃうのかなー 文系がポエムっちゃうのはまだ仕方ないけどさー 理系のくせに文...