2014-01-16

阿澄佳奈結婚していない 〜声豚のための独我論

 ネットリテラシーの高い声ヲタの皆様に置きましては周知のことかと存じますが、声優阿澄佳奈さん(以下、アスミス)は未婚女性あられます

 アスミス結婚したという一部報道は全くの事実無根です。

 誤った報道情弱が煽られ、局所的に阿鼻叫喚地獄絵図が展開されるという、先進国水準では考えられない事態が生じております

 今後の再発防止のため、事の経緯を整理してみましょう。

  1. アスミスという存在

   彼女アイドルです。

   声ヲタ脳内だけに存在する、概念上の御仁です。

   このように書きますと、「俺はイベントアスミスを見たぞ!」と反論される方がいらっしゃるでしょう。

   生身のアスミスと、ファンが憧憬の眼差しで愛でるアスミスを混同してはいけません。

   両者は全く別のレイヤー存在する、別個の人物です。

   正確さを期して言えば、前者(生身のアスミス)は「たぶんそういう女性がいるんだろうね」といった感じの、極めて輪郭曖昧存在です。

   逆説的ですが、前者から湧き出た後者(声ヲタ脳内アスミス)の方が、ファンにはハッキリとイメージされ、実体(前者)よりもリアル存在として認識されています

  2. アスミスは心の中だけにいる

   このように、虚像実像よりもリアルに感じられる状態が続くと、いつしか実像存在意義は薄れ、やがて実像雲散霧消し、「認識上の存在けがこの世に存在する」という独我論に行き着きます

   声ヲタ1軍の皆様なら独我論の境地に達していることでしょう。もしくは自己防衛本能が働き、無意識のうちにアスミス抽象化永遠処女にし、心の傷を最小限に止めているはずです。

  3. アスミスはいつまでも変わらない

   したがって、メディアがいくら『実像』のアスミスについて書き立てたところで、独我論アスミス永遠に不変であり、声ヲタ精神ホメオスタシスは維持されます

   今回の結婚騒動で少しでも心を掻き乱されてしまったアスミストは、これを奇貨として精神鍛錬を始めてみてはいかがでしょうか?

   初歩的な訓練プログラムですと、『井上喜久子17歳』といったテーゼ独我論入門としては易しい部類に入ります

  補遺. 松来未祐の今後

   独我論を駆使すれば、独り身の寂しさもなくなります

   阿川佐和子ばりの独身芸がウリの松来先輩も、そろそろネタが笑えなくなるので、積極的な心のメンテナンスを強く薦めます

   例えば『寝起きにポテトチップス』で、乙女ゲーにハマっている話を延々とすれば、イマジナリーな伴侶を容易に獲得できるでしょう。心優しいファンも松来先輩の妄想もとい自己ケアサポートしてくれるはずです。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん