とりとめなくまとまりのない文章を書く。何を言われても受け止めたい。
遠距離恋愛であるので、夏休みの今は半同棲状態でその方の元にいる。
もともと私はその人が好きなタイプとは正反対の女であったので、知り合ってから付き合うまでに5年を要した。
彼は博愛主義で、おっとりしている方だった。そして彼はおっとりしていてしっかりしておらず可愛らしい女性をよく好きになっていた。
一方私は努力はせず主張はするがしっかりしていて、不細工で要領の悪い女であったので、付き合う前は私が彼の前で感情的になったり不機嫌になったりしてよく衝突していた。
その後彼に好かれるための最大限の努力を行って、晴れて私は彼女となり、絶対に彼の前では不機嫌な顔を見せず、悪口は一切言わない女となった。
彼はおっとりしていてしっかりしていなかったので、進級の厳しい大学に入学して、真面目に出席して友達とも上手くやっていたが去年留年した。
今年も同じように留年の危機に陥っている様子だったので、夏休みが始まって私はすぐに彼のもとへ飛んで統計学を必死に教え、ヤマをはり、一緒に過去問を解いて、彼の代わりに毎日全ての家事をこなした。
そのおかげで彼は無事ギリギリで単位を取得し、毎日の家事を行うことを非常に喜んでくれ、彼も一緒に家事を行うようになった。
彼は出会いや人と仲良くなることが好きで、いつも「彼の知り合いや私の友人達と会いたい」願望を漏らしている。
私は正直友人を誘ってみんなで遊ぶことは気が進まない。自分の嫉妬心に手を焼きたくないのである。
しかし、ずっと私と彼二人でいることで彼に退屈されるよりあえて友人達と遊んで貰った方が彼と私の関係は上手くいくと思ったので、私は積極的に友人と彼二人での会食をセッティングした。
すると彼は私も交えての会食がいいと言い出した。
大抵私と友人と彼の3人で会食を行うと、会食後2人になったときに「あーもっと一緒にいたかった。やっぱりみんなで食べると美味しいね、僕は彼女(私の友達や彼の友人)に惚れそうだ」などと言い出すのが常だ。それが辛いので私は気が進まない。
2人でいるより3人でいるほうが楽しいと思われるのが嫌なのだ。
私は彼に好かれるために、彼にうんざりされないように彼から連絡があった時だけ飛んでいくようにしていた。(しかし我慢できず自分から連絡も結局していた・・・)
今まではそれで幸せだった。
今日ふとしたきっかけで彼が占いにはまっていることを知って、また彼が占い師に私との相性を画数で占ってもらっていたことを知った。
そして占い師が私のことを頑固で批判的な女性であると評していることも知った。
最近私のことをよく「私ちゃんは頑固だよね」と言っていた。あれは今までの経験で言っていたと思っていたが、多分占い師に言われて頑固な印象が際立ち頑固な人認定されたのだなと悟った。
今でも彼の一人でこっそりゴミ拾いにいったり、献血に一緒に足を運んでくれたり、万人を愛するところだったり、決して人の悪口を言わないところだったり、物知りだったり、勉強ができたりと彼の好きなところを挙げたらキリがない。やっぱり愛している。
しかし私はあまりにも心が未熟であった。私は彼に愛の見返りを求めた。実際に見返りを求める発言をしたことはない。
しかし心の奥底でずっと見返りを求めてきた。これは認めたくないが事実だ。