2013-07-09

http://anond.hatelabo.jp/20130709183114

国旗国歌の尊重が「押し付けであるなら、

国旗国歌の「尊重」に文句を言ってるソースリーズ

国旗国歌を「押しつけ」してはいかん、そんなことはしないしそんな法律ではない、と「国旗国歌法」の採決時には、国会でも説明があったわけで、「国旗国歌を尊重する」ことは当たり前としても「国旗国歌押し付け」はダメですよ。当然。

だが、結果的に言えば、下っ端の阿呆押し付けをする事態になっても、法を決めた国は知らん顔である。だから文句がでる。当然のこと。

軍隊を持つな」という現行憲法GHQによる「押し付け」ではないのか?

草案が「押し付け」であっても、法案は日本国会で採決され承認されている。GHQが「憲法ハコレダ。国会承認ナド不要ダ」と言ったのならそれは押し付けだろう。が、当該法案は国会付託され、衆議院本会議では「賛成421票、反対8票」という、圧倒的多数により可決している。さらに、戦後60年を振り返れば、現行憲法をうまく利用することで日本は発展を謳歌してきた事実がある。そして、現在ほとんどの世代は、現行憲法の下で生まれ、育ち、繁栄の結果を享受して生きている。いつまでも押し付け」というバカの一つ覚えを繰り返すのは、現行の日本という国家に対して強い不満をもつ方々だけではないか

ちなみに、自民党がずっと党是として「憲法改正自主憲法制定」を掲げてきたことは、当然知っている。その眼目が、象徴天皇制と、戦力不保持を定めた9条の改正にあることもよく知っているし、戦前世代の方々がずっともやもやしておられるのも、心情としてはよく分かる。が、現下の状況で、それらを改正することが本当に必要なのか? あるいは、タイミングとしてベストか? 現行憲法下でも自衛隊は厳然と存在し、海外派遣もした。空母よりでかい船でも、「護衛艦」と言い張ることで、周辺国からの過剰な摩擦なしにウマウマと建造できている。象徴であれなんであれ、天皇制は見事に存続し、一定の敬意は保たれている。何か不満があるのか?

今、自民政権憲法改正に突き進めば、必ずや内外の大きな反発を呼び、極東の緊張は高まる中韓との領土問題北朝鮮の核が顕在化する現時点で、その方向に事態が進むことを、おそらくアメリカは望まない。イラクときには、一応アメリカ自衛隊海外派遣必要としており、その意味では、今よりずっとタイミングとしては可能性があった。今は、残念ながらそのタイミングではない(むしろ逆風だ)。ハッキリ言って、今、いくら国民の支持を得たところで、現実憲法改正の段階へ進もうとすると、外からの逆風をモロに被って、結局そうなると政権は話を引っ込めるだろう。

それが分かっている以上、憲法改正の話は、所詮ブラフだ。安倍政権は、憲法改正を(本当は)やらないし、そもそもできないだろう。あなたが懸命に「押し付けガー」と強弁しても、半年後にはハシゴを外されているよ。多分。

護憲派は、自分達の主張に沿う内容なら「押し付けではない」と抗弁し、自分達の主張に沿わなければ「押し付けではない」と抗弁する。そんな二重基準だから護憲派から人が離れていく。

まあ、あなたそもそも護憲派じゃないだろうw

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