2012-07-18

大津いじめ事件情報の推移は後々必ず検証すべき!!

大津いじめ事件

自殺の練習」というイジメ内容に怒りに怒ったネットユーザー2chを中心にあることないこと吹き込み続けもう何が事実だかわからない状態。

マスコミ報道も「新事実」と言って去年のアンケート結果の内容などを小出しにするんで時系列も把握するのが大変。

それでも一番信頼できるのは新聞報道しかなく、次いで少し怪しい週刊誌

そうした報道の中に「同じ中学保護者から情報としていじめ加害者家族に関することがチラホラ出てくるが、同じ中学からって他所の生徒の親や兄弟のことなんて、よっぽど自分の子供と親しい友だち以外は知り得ようがないし、どこでその情報を聞いたのか気になるところ。案外ネットで見つけた情報をそのままマスコミに話してることもあるんじゃないか

気になったものの1つは写真週刊誌FLASHの「加害者母親のビラ配り」の記事。同じ中学保護者情報として「ビラを配っていたそうです」と書いている。ネット情報が裏付けられたように思えるが、保護者の証言は伝聞口調だ。せめて「ビラを配っているのを見ました」という保護者や生徒を見つけられなかったのか。

ネットでは著名人も狂ったようにこの事件に首を突っ込んでいる。

特に目立っているのはデビ夫人と片山さつき議員

デビ夫人のブログの件に関してはいさらなので割愛。

片山さつき議員大津いじめ事件の記事について。

片山議員は、「滋賀自民党関係者大津政治行政関係者など、現地で直接、当該学校、事件当事者警察等に近い方々から急いで情報を収集」したとして、その内容をいろいろ書いている。政治家が、「関係者から聞いた情報ということで、情報源が確かだから信頼できる!としてネットで流れている。

しかしいくつかおかしな点もあるのだ。

・「主犯的な加害者の父親がPTA会長であった」→たしかネットでは父親がPTA会長だったと言われていたが、先の週刊誌FLASHの記事では、「母親が元PTA会長だった」と出ている。

・「母親は、ある女性の会の役職であるようです」→たしかネットでは母親大津市女性団体連合会会長とか言われていたけど、その方のネットプロフィールを読むと中学生母親の年齢とは全然違うし、そもそも住所が事件があった中学の学区外。読売新聞で、その女性に取材してネットの噂は否定された。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120718-00000756-yom-soci

一体、片山議員情報を仕入れた「関係者」は誰なんだ、という話。

確かに大津に関わりのある政治家なら「関係者」かもしれないけど、その関係者だって加害者家族情報なんて知りようがないじゃない。未成年プライバシー情報流出させる教育関係者がどこにいる。それら関係者ネットまとめサイト情報仕入れて片山議員に伝えたんじゃないのかな。

というソースロンダリングをいろいろ疑っているのだが、マスコミライターの方々には裁判が落ち着いたら是非とも今回のネット情報の流れについて検証記事を執筆してほしい。

  • まあでっち上げ情報を元に、国会で追及しちゃう国ですから

  • 本件は加害者3名が悪いのであって本来加害者家族は引き合いに出されるべきでない。 しかしながら、一方で学校や市教委によるいじめ問題の隠蔽体質の露呈、加害者家族(PTAや暴力団や...

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