はてなキーワード: タキシードとは
お前、「カジュアルダウン」とか「ドレスダウン」でググってみろよ。
スーツやブレザーやタキシードをカジュアルダウンすることなんて普通にある。
つーか、ほとんどそういう意味で使われる。
ビジネススーツのジャケットを着てGパン穿いたり、中にセーター着たりさ。
他のオリンピック選手やコーチでやってる人いっぱいいたけど、国母が問題ならそっちは問題じゃないのかな?
逆に、ビジネススーツやブレザーにタキシードシャツや蝶タイ合わせてドレスアップするのも普通。
堅苦しくないパーティーならこれで行ける。
これ、日本人がよく結婚式で着るような、ブラックスーツに白の結び下げネクタイより格上扱いになるよ。
こういうのを「絶対に着崩しちゃいけない!」って思い込むのは、中学や高校での服装指導が原因なのかな?
だとしたら、こういう思い込みもまた日本的だけど。
移動は所属組織からお達しがなければカジュアルダウンしておk。
式典の場ではネクタイ着用。
格上の式典やパーティーでは、昼間はモーニング、夜間はタキシードの格好。
むしろお前の考えている「国際標準のドレスコード」のほうが知りたいわw
ちなみに、国母は一応式典ではきちんとした着方してるみたいだよ↓
http://www.sponichi.co.jp/olympic/news/2010/02/06/03.html
つーか、
って言うのなら、
曲がりなりにも国の代表としてオリンピックに出場して注目されているのだから。
とか言うなよw
http://anond.hatelabo.jp/20100214143823
お前らドレスコードってやつを知らんだろ。
式典ならともかく、移動中の空港で、シャツをズボンに入れてネクタイきっちり締めなきゃいけないっていう決まりはない。
お前ら移動のときどんだけきっちりした格好してるんだよと。
飛行機乗るのに血流悪い格好したら、エコノミークラス症候群になるわ。
JOCがそういう通達出してたってんならわかるけど、たぶんJOCは出してない。
なぜなら、他の選手やコーチや役員も、空港ではノーネクタイでカジュアルな格好だったから。
つまり、国母のあの格好は、移動時の空港においては何らルール違反ではない。
タキシードと燕尾服とモーニングの違いもわからないような奴に限って、したり顔で国母の服装に品格(笑)とか社会のルール(笑)を説いている。
今月、式を予定しているオレがマジレスしてやるぜ!
例えば、50名で披露宴を実施しようとしたら、下記の表が必要経費になるはず。
これは恐らく安い部類かな~と思うけどね。
着付けとかの細かい費用が入っていないのと、時期によっては会場使用料はサービスしてくれるけど…
安くてだいたいこんなもんかな。
いわゆる式場で見積を取った人は、感覚が分かってもらえるかと。
ちなみにオレの場合は、料理の金額を若干上げたのと人数が60人ぐらいだから、もう少しかる。
あと、式はまた別額ね。
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品物 :金額×個数= 合計
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料理 : 1 万円×50= 50万
飲み物 : 0.3万円×50= 15万
引き出物 : 0.3万円×40= 12万
引き菓子 : 0.1万円×40= 4万
ペーパー類: 0.1万円×40= 4万
司会 : 5 万円× 1= 5万
WD : 20 万円× 1= 20万
タキシード: 10 万円× 1= 10万
Wケーキ : 3 万円× 1= 3万
生花 : 15 万円× 1= 15万
会場使用料: 20 万円× 1= 20万
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総計158万円
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コメントで「天下のちんざんそうでやって60万で収まったぞ。」って言っているのは、祝い金が入ったからそれを計算に入れてるのかな?
上記の計算でも、参加者50名から一人3万の祝い金で150万集まる。
手出しで8万。
人数が多いほうが一見豪華な式に見えるんだけど、
来客が一人増えると費用はだいたい2万増加なので祝い金が3万だと負担が減る。
祝い金が2万の人とか、子供が増えると負担増になります。
ま、祝い事なので負担の金額とか細かすぎるのもどうかと思うけど…
その他、遠方から来る人が多いとお車代を出したりとかで増加すると思います。
世の中には質素な式の人もいれば、社長の息子など豪華な式の人も海外挙式の人もいる。
費用として317万というのは、俺から見れば高い金額だけど平均的にはそれくらいの額かもね。
名古屋式の豪華な式だと300じゃおさまらんでしょ。
キリスト教式の結婚式をすると、牧師やら何やらで+50万で、50名追加すると+2万×50名で100万。
158+50+100=308万
んーむ、100名呼ぶとそんなもんだね。
祝い金を考慮すれば、一般的な式は手出し50万ぐらいと予想。
スイーツ(笑)から要求されて手出しが増える元としては、キャンドルサービス、衣装チェンジ、生花を豪華に…あたりなので気をつけよう!
時々、変な夢を見る。なんというかそこで繰り広げられている光景は明らかに奇妙で、意味不明で、合理性を欠いているのだが、
自分自身を含め誰もそんなことは気にしない。たまに、「何かおかしい」ということに気付いて、これは夢だと思い、
ほっぺをつねる。これで目が覚めることもあれば、そうやって目が覚めるという夢をまだ見ていることもある。
そして、どういうわけか目が覚めるとそれまで見ていた夢がいったい何だったのかさっぱり思い出せない。
しかし、昨日見た変な夢は何故か結構覚えていたので、ちょっと書いてみる。
私は世界を救う旅に出ていた。何でかわからないが、とにかくそういう使命を負っていた。そして何故かただひたすら走っている。
私は一人ではなく、数人の仲間がいた。だから恐れるものは何もない。ただひたすら前に進むだけだ。
途中で巨大なカブトムシみたいなのが出てくるが無視して突き進む。
街の中だろうと城の中だろうとかまわず、みんなで走る。みんな疲れないんだろうかとかは思わない。
その内、走ってるのが自分たちだけでなく、どこかの村の人やどこかの騎士団みたいな格好をした集団もみんな走っている。
進む方向はみんな一緒だ。なんだかよくわからないが、みんな力を貸してくれているようだ。
そして遂に旅の終着点にたどり着いた。普段は陽気で明るいメンバー達の顔が真剣になる。
当たり前だ。これから世界の命運をかけた戦いが始まるのだ。誰だって真剣になる。
しかし、そこで何かが変なことに気付く。何故かみんな行儀良く一列に並んでいるのだ。まるで上官を前にした軍人みたいに。
なんだかよくわからないが、自分もそれにならう。チームワークを乱してはいけない。
そして舞台の隅から足音が聞こえてくる。最後の敵の登場だ。
ここに来るまで今まで一回も戦闘なんてやっていないが、そんなことは誰も気にしない。
一人の男が出てきた。身長は170cmぐらいでタキシード姿でマイクを右手に持っている。
・・・・・・・・・・あれ?
男が口を開く。
みなさん、お待たせしました。それではごゆっくりお楽しみ下さい。
は?
けいおん リニューアル
・・・・・・・・・・目が覚めた。
,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
(.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今日 起こった事を話すぜ!
|i i| }! }} //|
|l、{ j} /,,ィ//| 世界を救う旅に出て目的地に着いたと思ったらけいおんのコンサート会場だった
i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ
|リ u' } ,ノ _,!V,ハ |
/´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
/' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ おれも何をされたのかわからなかった…
,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉
|/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった…
// 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
/'´r -—一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \ 初夢とか正夢とか白昼夢とか悪夢とか
/ // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ もっと恐ろしい、夢の不可解さを味わったぜ…
ああ、わかってるよ。多分疲れているんだと思う。明日までにやらなきゃいけない仕事もさっき終わったし、今日はもう寝るよ。おやすみ。
土曜の夜、実家の母から電話があった。実家で飼っている猫「こてつ」の腹から、腸がだらりと出てしまったという。「今、父さんと○○○(妹)が救急動物病院に連れて行ってる。一応お前にも知らせておこうと思って」と。
10年ほど前、まだ高校生だった妹が連れ帰ってきたタキシード柄の子猫、それがこてつ。「じゃりん子チエ」に登場する侠気あふれる猫からとったその名のせいか、とにかく気が強くて暴れん坊な猫に育った。妹が階段を昇るたびに噛みつき、叱られてもぷいっと顔をそむける。その割に男には従順で、妹はよく「あたしが連れてきたのに!」と怒っていた。たぶん、こてつの中のヒエラルキーでは、自分は妹の上という位置づけだったんだろう。妹が泣いているときだけは、トコトコとそばに寄り、大人しくじっとしていた。
こてつが来て、家は明るくなったと思う。猫がくつろいでいる横で真剣に怒ったり落ち込んだりするのは、なかなか難しい。自分もだいぶん助けられたので、興奮して噛みつかれ、縫うほどの傷ができても捨てようなんて気にはならなかった。自分が家を出たあとも、帰って名前を呼ぶとにゃあと返事をしてくれた。
4,5年ほど前に、こてつは一度尿結石で入院したのだけれど、ストレスのせいか、入院中に自分で患部を少し食いちぎってしまった。カラーをつけていたにもかかわらず。そのときは何度か手術をして、なんとか事なきを得た。尿漏れしやすくなってしまったけれど。
土曜の出来事は、このことが一因になったのかもしれない。お腹のあたりが皮膚病のような状態になっており、そこから腸が80センチほど出てしまったということだった。
緊急手術は8時間に及んだらしい。自分は家で報せを待っていたけれど、いつの間にか眠ってしまっていた。翌日の昼頃に、ひとまず手術は成功したと連絡があった。腸を切除し、縫い合わせ、尿結石のときとは別の動物病院にしばらく入院することになった。
月曜に、面会に行った。やっぱり病院はキライらしく、グルルルルとうなっている。(怒る元気があるだけ、まだいい。)カラーをつけられているので、顔は毛だらけ。なだめながらぬぐってやると少し大人しくなったが、獣医さんが姿を見せると、またうなる。午前中の診療でも怒ってしまって手が付けられないので、父を呼んだそうだ。駆けつけたヒエラルキーの長に「コラッ!」と怒鳴られ、こてつはようやく黙ったらしい。ブスッとした表情が目に浮かぶ。
一命は取り留めたけれど、縫合箇所がちゃんとくっつくかどうか、腹膜炎を起こさないかどうか、入院中の5日間が山らしい。もし無事退院できたとしても、長くは生きられないかもしれない。腸を切除したので、食事は制限されるだろう。
実家に帰るときは、少し高級なカンヅメを持って行ってやったりもしたんだけれど、それももうできない。他に何をして喜ばせてやることができるだろう、と考えると何もなかった。これまで、こてつからたくさんのものをもらってきた。あのガンコじじい猫に少しは孝行してやりたいのだけれど、どうしたもんだろうか。
http://anond.hatelabo.jp/20070608023303
私も面白いとは思わないんだが、「左へ受け流す」が大好きな友人がいる。その友人を観察して分った事は、笑いどころは「受け流す」にあるっぽい、ということ。その他、状況からして不条理ネタの一種ではないかと思う。
突然、その場のお笑いの雰囲気にそぐわない、白のタキシードに分けた髪とちょび髭で、真面目な顔で一点を見つめてアカペラ、それも悪くない声でバラード調の歌を歌いだすという不自然さ。その受け流せないシチュエーションで歌う歌詞が「右から左へ受け流す」とくる。受け流すのが右から左へ、って意味不明だし、何よりそれをお前が歌うか!、って言うのがつっこみどころで笑いのポイントなのかなと。
姉「そこに同感かよw」
とか
姉「なんかなぁ別に憤慨してるわけじゃないんだけど、あまりに理解不能すぎる。ネコが逆立ちしてたみたいな感じ」
俺「いや、それも意味わかんねw」
ってのと系統は同じなのかな、たぶん。
前々からなんですが、「中井何某のブラックバラエティ」は見ていて腹が立ちます。
毎回必ず1人が槍玉に挙げられて、というより「いじめ」の対象にされているの、わかりませんか?
今日(5/6)の放送では、野球ゲームの様式で当たった的に載せられている人(当たるまで隠されている)がご褒美の餃子を食べられないという設定なのですが、30枚ある的のうち26枚が出川哲朗さん(他ゲスト4人は1枚ずつ)で、彼が番組内でブチ切れていました。数週間前には中島知子さんが成り行きで浅香光代さんのところに謝りに行く羽目になる(させられる)なんて放送もありましたし、また彼女は偽のアリバイを番組側に作られて(「タキシードセーラーでしたか?)完全否定しているのにその流れでいろいろやらされたりしています。石原良純さんも番組内の企画の旅行で故意に置き去りにされたりとか、(成り行きで)いろんな練り物の大使になったり(させられたり)とか被害を受けています。多分私が見ていない回でも、誰かしらが攻撃の対象になっているのでしょう。想像するに、なんだかんだ言ってスタッフと中井何某がツルんで「きょうはこいつをハメよう」と企んでいるとしか考えられません。
私は表記の通り三十路中盤ですが、この番組を見ていると中高生の頃に受けた記憶がリンクしてしまい、腹が立って腹が立ってしょうがなくなります。もう時刻が遅くて(23時過ぎ)直接電話できないのが増して立腹に拍車を掛けています。
そんな番組作りは止めてください。超人気者といわれる中井何某なので、彼見たさに番組を見ている未成年は多数いるはずなのは制作側もわかっていると思います。この番組あるいはこのような制作態度の番組から、またいじめが増長するのは視聴者センターの皆さんもわかるはず、というかわからなければ視聴者センターの意味がないです。とりあえず、来週あるいは次回の放送を見てみてください。この腹立ちが理解できるでしょう。なお、長寿番組とはいえその次に放送されている「何某のガキの??」も同類だと思います。あれは放送開始直後から見る気になりません。
以上、日テレ視聴者センター苦情受付フォーマット(https://www1.ntv.co.jp/staff/form.html)から送りつけた。
増田の皆さんはどう思いますか?「見なけりゃいい」というのは置いておいて。
追記
「見なけりゃいい」というTBが何件も立て続けに入ったので追記しますがね。
俺が見なけりゃ腹は立たない そりゃわかる。
でも、そういう考えだからこんな腐った世の中になったんじゃないの?
ひとつの目で昨日を見つめてる
ラグナロク・オンライン。
友人の結婚式、本当に心から祝福したよ。
あの頃まだ、結婚システムなんかなかったし、ウェディングドレスもタキシードもなかった。
でも二人の晴れ姿は本当にまぶしかった。
みんなで練習して聖歌も歌ったし、牧師もほんとうにかっこよかった。
新婚旅行の見送りにみんなでグラストヘイム古城に突撃して全滅したよね。
蚤の市や、鈍器祭りや、劇団公演や、辻サンクや、ぽた屋バイトや、
大聖堂で転職を祝福したり、ほんとにほんとに楽しかったよ。
もうみんなそれぞれの道へ分かれてしまったけど、
「いつかまたどこかで」
きっと会える。
http://anond.hatelabo.jp/20070406213656
昨日しか見てなくてごめんなさい。
タキシードに蝶ネクタイ姿の女子高生が廊下をゆっくりと歩いていく。
純白のドレスに身を包んだおとこおんな、こと、僕がそれに続く。肩には稠密な細工のショールを羽織り、足元には大きく開いたヒール。
二人は、玄関の奥の間にあたる、大広間に向かっている。
何がなんだか分からない。
今日の朝、お嬢さんの様子がいつもと違っていた。朝のショッピングのとき、おばあさんが彼女と仲良くしてほしいと言った。夕方の迎えで、僕が運転手をするようになってから初めて、お嬢さんが友達を連れて帰った。
これらの事実から、どのようにして今の状況を導き出すことができるだろうか。
たとえば、女子は20歳まで男として育てられるという風習があって、ただし普段は普通に過ごしていて、たまに親戚が集まるときだけ仮装している、というのはどうか。いや、これでは僕の女装の説明がつかない。
たとえば、お嬢さんにはいささか倒錯した趣味があって、実は高校にも男装して行きたかったけれど新参の運転手に言い出せなくて我慢していて、カミングアウトする機会をうかがっていた、というのはどうか。いや、ないだろ。常識的に考えて。
僕は思い切って口を開いた。
「あの、お嬢さん」
彼女が足を止めた。
「質問してもいいですか」
彼女は振り返って
「どうぞ」
と、少しだけまゆをひそめて、許可を告げた。
ええと、どこから訊いたものか。倒錯趣味コンプレックス説を考慮するなら、なんでそんな格好してるんですか、と訊くのは、まずい気がする。もっと間接的な言い方をしないといけない。というか、その説は忘れろ、自分。
「今日は、何かあるんですか?」
僕がそう言うと、彼女は、しばらく黙って不思議そうにこっちを見ていた。
「ああ、あなたは何も知らなかったのかしら」「はあ。まったく分かりません」
「おばあちゃんが話していると思っていたから……ごめんなさい」
といって、彼女は少し間をおいた。
「これから、仮装パーティをするの。私たち家の者、働いている人、みんな来ることになっているわ」
「あと、お招きした人たちも」
仮装パーティ。僕の妄想と比べれば常識的な答えだった。要するにお遊びでお嬢さんたちが変装する、それに使用人も混ぜてもらっている、ということらしい。
「パーティをするのは、楽しむために決まっているわ」
「じゃあ、行きましょう」
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他の書いてた人、いなくなっちゃったかな?
誰か続き書いてください。
難しかったら、戻って分岐(やり直し?)してもいいですよ、きっと。
夕食のあと、すぐに自分の部屋に戻って、例の服を取り出した。僕は固まってしまった。袋から取り出したるはフリフリでフワフワのピンク色した素敵なドレス。お嬢さんは「それを身に着けておいて」と言った。ならば僕はフリフリのドレスを着なければならないのだろう。これは仕事なのか、それともお嬢さんの遊びなのか、いまから何が始まるというのか、というか何の嫌がらせ?
唸る僕。
目の前にはドレス。
悩む僕。
目の前にはドレス。
どれだけそうしていただろうか。物音に顔を上げると、部屋の入り口にタキシード姿のお嬢さんが立っていた。……タキシード? 艶やかな蝶ネクタイが目を引く。長い黒髪が、正面からは短く見えるよう、後ろで括られている。意外にというか、とてもよく似合っている。漫画で描かれるような男装の麗人そのものである。
「なに、まだ着てなかったの」
お嬢さんは顔をしかめて、ずかずかと部屋に入ってくる。ベッドの上に広げられたドレスを手にとって、なかなか良い出来ねと呟き、それから僕の目をじっと覗き込んだ。
「……嫌なの?」
「嫌、というか」
「嫌なんだったら着なくていいわよ?」
「あの、嫌ではないんです、けど」
「けど?」
女物の服なんて着たことないし、これから何があるのかも、なんで女装しなきゃならないのかも分からないし、やっぱり心理的に抵抗があるし、僕には似合わないだろうし、二十歳を超えた男がこんなもの着たって気持ち悪いだけだし、
「あら、似合うと思うけれど」
「おだてても無駄です」
「本心だってば。おばあちゃんの目に狂いはないんだから」
だんだん苛立ってきたのか、お嬢さんがふくれっつらをする。一介の運転手にこれ以上の反抗は許されないだろう。……覚悟を決めるしかないのか。
「着方がわからないんだったら手伝いを寄越すわよ」
「お願いします」
「お化粧もしないとね」
「もう好きにしてください」
なんだか彼女が楽しそうに見えるのは気のせいだろうか。
いったい何が起こっているんだ?
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当然のように女装一択。
誰か続きを書いてくれ。