「SFって面白い? なんか良いの教えてよ」と相談されるの巻。さてどうしよう。
ここで上手く誘導して「ラノベ読み」から「ラノベも読むジャンル小説読み」に育てたいんだけど。
『ハルヒ』好きってことは、ハードSFはアウトだよな、多分。とりあえず今は、超無難なとこで、読みやすくて幼女萌えもある『夏への扉』を貸して時間稼ぎ中。
谷川流のオススメ(長門百冊)を読ませりゃいいのかと一瞬思ったけど、あれって『ハイペリオン』とか入ってる中級・上級者向けリストだかんなあ。基本的にこれまでラノベと現国の教科書しか読んでない人間には辛かろう。なんぼ賢い子でも。俺だって中学生のころじゃ、あのリストは読みこなせなかったと思うし(←自分は賢い子だったといいたいのか貴様)。悩めるわ。いっそワイドスクリーンバロックでも読ませてみるかな。ある意味でラノベっぽいし。『禅銃』(〈小姓〉テラモエス)とか読ませてみたらどうだろう。
うーん……。
http://anond.hatelabo.jp/20070419215937
そのへんは適当に読んでるみたいで、「もうちょっとSF要素が強めのが読みたい」(改めて考えるとよくわからん言葉だ)とのことなんですわ。
http://anond.hatelabo.jp/20070419233602
近作のイメージ(『永久帰還装置』とか『膚の下』とか)が強いもんで、神林はハードル高いかなーと思ったけど、そういや「敵は海賊」シリーズがあったね。いいかも。
『マルドゥック・スクランブル』や『サマー/タイム/トラベラー』でええんでないの? 『スラムオンライン』とか。
神林長平あたりどうだろう。「敵は海賊・猫たちの饗宴」なんかはかなりラノベ的要素が強いし。 ISBN:4150301786 個人的にはそこからP.K.ディックとかへ誘導できれば面白そうだと思ったり。