はてなキーワード: 下戸とは
もう終わったっぽい話に申し訳ないけど、友人の例。
当然体育会系なノリで酒の場も多い。上下関係が激しいのでなかなか断るのも難しい・・・
彼の工夫。
率先して幹事、もしくは早めに行って店員に耳打ち
「俺がウーロンハイって言ったら、同じグラスでウーロン茶持ってきて!」
それでも場が盛り上がって「一気!」とかになった場合
「俺はジョッキじゃなくてこっちでいきますよ!」
とか言ってテーブルの下から出した瓶ビールで一気。(中は当然ウーロン茶)
多分ここまでやっておけばばれても面白い。
まぁ特殊な環境である種の決意があるから出来たんだろう。
見習えよとかでなく思い出したんで。
そうか?
男性性の押し付けが嫌だった男にとっては、今の世の中は生きやすくなってきたと思うが。
昔は、男は結婚して一家の大黒柱として働いて家族食わせてナンボ。それができない男は甲斐性なしだの一人前じゃないだの言われてたが、今じゃ主夫になる道もあるし独身を通す道もある。
昔は、男たるもの甘いものを食うのは恥みたいなところがあったが、今じゃ男がスイーツ好きを公言したって恥でもなんでもない。場合によっては好印象だったりするくらいだ。
酒に関してもそうで、昔は酒を飲めなきゃ男じゃないという空気があったが、今は酒を強要するのは良くないという空気に変わってきて、下戸にとっては生きやすい世の中だよ。
あと、性の押し付けが薄まってきた世の中っていうのは、セクシャルマイノリティにとっても生きやすくなってきた世の中っていうことだよね。
もっとも、現代日本の先の見えない社会に閉塞感や行き辛さを感じるということはあるかもしれんが、これについては男も女も一緒だからなぁ。
今みたいな価値観の世の中で生き辛い男ってのは、自分のアイデンティティを男性性だけに頼っている男なんじゃないのかね。
会社や性が自信を提供してくれる世の中じゃなくなったから、自分個人単位で自信を持てない人間には辛い世の中かもね。
現代において、自分個人単位で自信を持てない男は、「自分に自信を提供してくれる素晴らしい集団」を求めて迷走しているように見える。
http://anond.hatelabo.jp/20090324191348
下戸だって、ちゃんと考えて「最初の乾杯のビール」を断ってます
http://anond.hatelabo.jp/20090324213407
を書いた、東大卒下戸の元増田です。まず、上記の記事を熟読して、普通の人(日本人の6割)と下戸(日本人の4割)と完全下戸(私を含む日本人の5%)の概念を習得していただけるよう、お願いいたします。
そして、上の二つで書いてなかった事実を、一つ、お教えしましょう。私は、インターンでお酒を強要されたことがあり、その会社は就職活動の時に最初に外しました。まぁ、私が就職活動したときは好景気だったので、そういうことができたという面もありますが。
ただ、私は、新歓の飲み会には行きたい派です。酒を強要されなければ。私なら、新歓には行って、ひたすらお酒を断ると思います。下戸であることを覚えてもらうために。
>なんでわざわざ増田に来てウダウダ文句垂れてんの?
本当にこの理由が聞きたいのか疑問だが、これに答えると
>ほんと、コミュニケーション能力無いな。
この一言に胡散臭さを感じ…
>乾杯後気兼ねなく速攻ウーロン茶でも注文して「あぁ、この人は下戸なのでビールはつらいんだな」って周りに察しさせろ。
>これぐらいやってやっと大人のコミュニケーション能力だ。
てな内容を堂々と「大人のコミュニケーション能力」とか言ってるからだよ。
「大人のコミュニケーション能力」あるんだったら、飲めない人の気持ちも察すれるよね?
でも上記の文では全く察しているとは思えない。
こんな奴に「コミュニケーション能力無いな」とか上から目線で書かれると、自分に当てはまらなくてもイラっと来るわ。
そもそも「察してたって薦めてくる奴」が居るから問題になってる訳で、何の解決にもなってない。
まあ、そうだと思ってたけど、ずいぶんと都合のいい考え方してるなーって思うよ。
問題「酒は飲めないけど飲み会には参加したい」「飲みたくないけど場の雰囲気で断りづらい」
↓
主張「最初にビールの習慣をやめろ」「下戸には飲ませるな!」「だが誘え」
下戸だとか下戸でないとかに関わらず、酒を強要するってのはいかんとは思う。そこは大前提だ。
ただ、世の中には大前提ができないクズも多い。さらに飲み会となると普通の人までクズになってしまう場合もある。
じゃあどうしたらいいのか?
「断り方を学べ」
他増田が書いてるように、飲めないけどうまく立ち回ってる人ってのは多数いる。
そういう人たちのやり方を盗みなよ。
上手な断り方を実践してみたり、下戸でも参加しやすい飲み会を自分でセッティングする。とかさ。
普段の会話で下戸体質をアピールしていくのもいいじゃない。
大本の増田。えーとね、
ちょっと飲もうや、って場合なら、そもそも完全下戸の時点で「お酒は飲めないので」だろうし。
友人何人かで安い居酒屋ってなら、同時性とか即時性とかオーダーがとか関係ないっつーか覚えとけって話だし。
なんにせよ「最初はビール」な話だしな。
これ、困るのよ。そうやって断り始めると、そもそも最初から誘われなくなって、飲み会で語られる有用な情報も手に入らなくなる。下戸でも、仕事の飲み会には参加したいのよ。
1杯目のビールの話をしていたはずが、いつのまにか酔っぱらいに絡まれたときの話になっている…。
これが非コミュか。
「俺の酒が飲めない」話はもうビールどころの話じゃなくて、単なるパワハラであり下戸は対応をマスターしておくべき必須項目だろJKw
えーっと。これは欠席がためらわれるセレモニー的な飲み会の席での最初の乾杯を何で行うかという話ではないの?
ちょっと飲もうや、って場合なら、そもそも完全下戸の時点で「お酒は飲めないので」だろうし。
友人何人かで安い居酒屋ってなら、同時性とか即時性とかオーダーがとか関係ないっつーか覚えとけって話だし。
なんにせよ「最初はビール」な話だしな。
つーか、一番やなパターンがあれだな。上司や先輩に「今日は飯おごってやる」ってつれてかれたところでビールが出てきて飲めって奴だな。
あれか。
不味いもん食わせるな vs おごりなんだから文句言うな
か。それならわかる。
ほんと、コミュニケーション能力無いな。
最初の1杯目のビールなんて乾杯した後テーブル放置で良いじゃないか。
乾杯後気兼ねなく速攻ウーロン茶でも注文して「あぁ、この人は下戸なのでビールはつらいんだな」って周りに察しさせろ。これぐらいやってやっと大人のコミュニケーション能力だ。
2:「酒の味が分からない奴が選んだ店は楽しいか」
3:「一杯も飲まない幹事は旗から見ていて気持ちいいものか」
増田のツリーにぶら下がってるようなモラハラ・パワハラな人間がワンサカいるなら
1と3は絶望的だが、ぶっちゃけ増田にいるような「ビールくらい飲め」「ビール頼まない奴はKY」なんて酷い人間はそんなに多くないと思う。
大概大人は臨機応変にやれる。
下戸でもコミュ能力があって、人付き合いがよければ、酒呑める他人の情報は収集できる。
だが、4番は如何ともしがたい。
自他共に認める幹事大得意な奴でないかぎり、そりゃウザイって言われても仕方がない。
「ビールくらい」って人間も下戸が周りに認められないのもコミュ不足だよな。
ビール飲めません、アルコールダメです、って事を言える・受け入れられる、ってのはコミュ力だ。
勿論、それは「言う側」が先手をきるのが大切だけど。
http://anond.hatelabo.jp/20090325073958
元増田。今度は、「ぐだぐだ言ってないで幹事をやれ」という意見があったので・・・これも、色々考えて、頼まれれば断りはしませんが、積極的になろうとはしません。
そういうことを考えると、自分の経験上、下戸が幹事をやるべきなのは、本当に場合による。幹事の選定って、仕事への貢献度とか、いい店を選んでくれそうか、とか、色々な要素が絡むから。ただ、参加者として参加して、何か飲み会で事故が起こったときに対応する方が、大抵の場合、よい結果をもたらすと思う。
友達にもいるよ、下戸。
当然、飲み会に来ても一杯も酒は飲まない。
そして、誰も勧めない。
彼はとても人気者で、人の中心に居る事が多いから
当然飲み会の席に居る事は多い。
でも、そこで彼に酒を勧める人は誰もいない。
内輪だけの飲み会じゃなくてもそれは変わらない。
彼はそうなるだけの努力をして、その状況を作り上げてる。
こんな所に吐き出すくらいなら、その状況を作り出す努力をしてみては?
後はさ、飲み会なんて行かなくても良いんじゃない?
正直そんなに嫌なら行かなくて良いと思う。
私は別にお酒が飲めない訳じゃないけど、飲み会にはほとんど行かない。
喫煙所でのコミュニケーションを非喫煙者が拒否するのとなんら変わりは無いよ。
ちなみに、私はタバコも吸わない。
コミュニケーション能力とは権力の事である
酒豪遺伝子のある南方系の人間には勝てないが、北方系の下戸遺伝子であっても訓練すればある程度までは分解できるようになる事は可能だ
http://anond.hatelabo.jp/20090324202037
元増田。あのね、下戸だって、「乾杯が迅速に出来る」なんて、そんなに長々書かなくても百も承知なんだよ。だから、本当に急いでいる時は、自分でビールをついで済ませることもある。でも、次のような問題を何度も何度も経験したから、わざわざ最初からソフトドリンク頼んでるの。
で、思うんだ。注ぐの断ったら、注ぐ側も、こっちも気まずいじゃない。だからといって、2時間、乾杯用のビールだけで過ごしている人がいると、盛り上がらないし、幹事さんにも心配かけたり困らせたりしちゃう。だから、長期的に見て最適な策として、「最初の乾杯のビール」を断っているの。別に、わがままなわけじゃないんですよ。
ちょうど新歓の時期だけど、実は、新歓は、下戸が絶対に「最初の乾杯のビール」を断りたい代表例なんだよ。新歓で周りの人に、「この人は酒が飲める人だ」って誤解を与えてしまうと、その後の飲み会が全部辛く、気まずくなる。大学で、何度も経験した。だから、俺は、新歓では必ず「最初の乾杯のビール」を断るようにしている。
逆に、こういう問題が心配なさそうなときは、臨機応変に空気読んで断らないよ、「最初の乾杯のビール」。例えば、大人数が関わっているプロジェクトのほんの一部を自分が担当していて、そのプロジェクトが完成したときの祝賀会だけど、飲み会参加者の大半が初対面なときとか。プロジェクトが終わったら、大部分の人は、もう会わないわけだから、別に、自分が下戸だって覚えてもらっても仕方がない。色々な人がいるから、自分でビール注いでも許される。こういうとき、「最初の乾杯のビール」だったら、自分が気持ち悪くもならずビールが飲める許容量、コップ1/3ぐらいだけビールを注いで、乾杯を済ませて、すぐにソフトドリンクに切り替える。
そのぐらいの知恵はあるよ。下戸だって、ちゃんと空気読んで「最初の乾杯のビール」を断っている。下戸が「最初の乾杯のビール」を断っているときは、「この人たちと長く付き合っていきたいです」という意思表示だと思ってください。
あとがき:
これほど反応があって驚いています。皆様、ありがとうございました。色々ありますが、この記事で伝えたかったのは、私のような、「コップ一杯のビールも飲めないタイプ3の下戸が存在する」という事実です。私がR25の記事を読んで最初に疑問に思ったのは、件の記事の著者が、タイプ3の下戸の存在を知らないのではないかと思ったからです。「いくら下戸といっても、コップ一杯のビールぐらい飲めるだろう」、と、そのように思っているのではないかと感じましたし、私の経験上、そう考えている上戸の方は大変多いと思います。
結局、タイプ3の下戸の存在を知らないと、どうしても「コップ一杯のビールぐらい飲めるだろうに、それすらしたくないのだろうか」、「仲間に加わりたくないのだろうか」というように感じてしまい、「自分勝手」とか「わがまま」とか「協調性がない」といった誤解を招きやすいのです。確かにタイプ3の下戸は5%しかいないので、たまたま、知り合いに一人もタイプ3の下戸が存在しないこともありえますので、普通の人が我々の存在について無知であることは致し方ない部分もあります。(本当は、中学・高校で1コマ時間を取って、我々の存在を教えてもらえるだけでよいのですが・・・)ただ、アルコールの専門家を自認する人には、我々の存在は知っていてしかるべきであると思います。件の記事の著者を私は存じ上げませんが、私には、「どうも、この人はタイプ3の下戸の存在を知らないのではないか」と感じられたので、この記事を書いたのがきっかけです。
イッキ飲みのような、大量にアルコールを飲ませるような行為は危険性が重視されて社会人の間では避けられるようになってきましたが、それの根底には、「誰でもイッキ飲みが出来るわけではない」ことが明らかであるという事実があります。ある事柄が、社会的に「皆がやるべきこと」として認められるためには、前提条件として、まず「誰でも可能な事柄」である必要があり、「イッキ飲み」は明らかにそれに該当しません。一方、同じアルコールでも、「最初の乾杯はビール」は、「誰でも(下戸でも)ビール一杯ぐらいは飲むことが可能」と思われてしまう節があります。
「最初の乾杯はビール」もだんだん行われなってきてはいますが、「下戸だって本当はビール一杯ぐらいのめるはずなのに、協調性がないからビール一杯すら飲まない」などと思われては仕方ありません。そうではなくて、「ビール一杯でも飲めない下戸が存在するのだよ」ということを、ちゃんと知ってもらう必要があると思い、この記事を書いた次第です。
追記1:「愚痴っている暇があれば工夫せよ」という意見を見かけたので、僕自身がどのような工夫をしているかを書きました。「迅速に乾杯したい」というニーズがあることはもちろん百も承知で、臨機応変に色々考えて「最初はビール」を断っています。
http://anond.hatelabo.jp/20090324213407
追記3:「愚痴っている暇があれば幹事をやれ」という意見を見かけたので、下戸が幹事をやるべきかどうかについて書きました。率直に言えば、下戸が幹事をやるべきかどうかは場合によると思います。
http://anond.hatelabo.jp/20090325095112
追記4:追記2の「鍛えると強くなる」の原理について、自分も「正常な遺伝子が働き始める」っていうのは厳密にはおかしいと思っていたのですが、ちゃんと解説してくれた人がいたので、リンクを張っておきます。
http://anond.hatelabo.jp/20090325114537
追記5:「まずは東大に入れ。話はそれからだ。」というトラックバックを見つけましたが、僕は東大卒ですww英語Iで「優」取るために、The Universe of Englishを丸暗記するのは大変でしたよね。丸暗記しなくてもよく読んでいれば「良」は取れますが。東大は努力すれば入れますが、下戸は努力しても飲めるようにはなりません。
http://anond.hatelabo.jp/20090325212150
追記6: はてブより、「同性愛の例示がクソむかつく。私らのほうが日常的に異性愛を押し付けられて、逆なんてほぼありえないのに!本当に苦手だとしても、こうやって繰り返しホモフォビックな反応を分かり易い一例として使われるのは不快。」というご意見がありました。お気持ちお察しいたします。申し訳ありません。ただ、僕も、最初は、「クソむかついた」からこの記事を書いたので、記事の訂正はしません。結局、本質的な問題は、マジョリティとマイノリティの対立なんですよね。喫煙ではマジョリティが喫煙者から非喫煙者に変わったために、状況が変わっただけで、マイノリティが不遇な目に会うという点では同じだと思います。
下戸なんだよ。下戸って言うのはね、要するに、普通の人でいう二日酔いの症状が、酒を飲んだ瞬間に出るんだ。二日酔いになると、頭ガンガンして辛いだろう?あれが、ビール、コップ一杯飲んだだけで、出るんだよ。ジョッキじゃないぞ。200mlぐらいのコップだ。二杯飲むと、トイレ直行で吐くんだよ。俺、吐くのはやだし、周りの人間も、飲み会で俺のゲロみてもしょうがないだろう?だから、飲まないの。
http://r25.jp/b/honshi/a/ranking_review_details/id/1112009030214
藤原ヒロユキ:「ですから、お酒が苦手な人が、乾杯だけ飲酒に付き合う場合にも、ビールはとても適しています。」
いや、ビールが好きな奴の間で、あーだこーだ言ってもらう分には全然かまわん。なんっで、「お酒が苦手な人」が、乾杯だけ付き合わなくちゃいけないんだよ!下のように、酒以外のものに置き換えると、いかに異様な文章かわかるだろう?
・「タバコが苦手な人が、一服だけ喫煙に付き合う場合にも、この銘柄はとても適しています」
・「同性愛が苦手な人が、一回だけ同性愛に付き合う場合でも、キスはとても適しています」
アルコール中毒の人が医者に行くと、嫌酒薬っていう酒を飲むと気持ち悪くなる薬をもらうんだが、下戸の人間は、常に嫌酒薬を投与されているのと同じ体になっているんだ。日本人の5%は、遺伝的にこの体質。「苦手な人」ってね、「苦手」どころの話じゃないよ。吐くの。コップ2杯で。ゲロゲーロ。俺のゲロ見たくないでしょ?
まぁ、でも、俺は無理して飲んでも吐くぐらいですむからいいけどさ。アルコール中毒の人にお酒すすめちゃったらどうするの?それで、飲酒運転で事故起こしたり、家に酔って帰って家庭内暴力の引き金になったり、色々考えられるけど、あなた、責任取れるの?
不思議なことに、これがタバコだったら、「吸わない人に付き合いでタバコを勧めるなんて、相手が肺がんになったら責任取れない」という意見には、割と納得してもらえると思うんだよ。なんで、酒だとダメなのかなぁ。不思議だなぁ。付き合いでタバコ吸って肺がんになるのは、まだ自業自得の範疇と言えるかもだけど、付き合いで酒を飲んで酒癖で事故起こしたら、自業自得じゃすまないはずなのになぁ。
http://anond.hatelabo.jp/20090324221109
http://anond.hatelabo.jp/20090324225008
http://anond.hatelabo.jp/20090324224532
「酒が飲めるように努力しろ」「遺伝だから仕方ない」の、お決まりの議論が出ましたが、正確な知識を持っている人が少ないので、ここにまとめます。結論から言うと、日本人には「下戸遺伝子」と呼べるものが存在して、次の三種類のタイプが存在します。「酒豪遺伝子」は存在しません。「下戸遺伝子」の有無で決まります。
このうち、2のタイプの人は飲むとすぐに赤くなりますが、正常な遺伝子も持っているので、鍛えると正常な遺伝子が機能し始め、強くなります。一方、3のタイプの人は、下戸遺伝子しかもっていないので、鍛えても強くはなりません。僕自身は3のタイプで、父親が3のタイプ、母親が2のタイプです。
自分の経験で言うと、同じ「酒に弱い」でも、2のタイプと3のタイプの間には、大きな差があります。2のタイプは酒に弱いとはいえ、乾杯のビール1杯ぐらいなら難なく飲めるので、今回のような問題は避けられます。3のタイプは、本当に、ビール1杯~2杯で頭がガンガン、ゲロゲーロ、普通の人で言う「ひどい二日酔い」の症状が出ます。そして、3のタイプの人は、5%しかいないので、存在そのものが知られていません。特に、2のタイプの下戸の人の中には、「最初は弱かったけど鍛えたらのめるようになった」という経験を持つ人がいて、3のタイプの人も自分と同じだろうと思い込み、「お前も鍛えれば飲める」という発想に至ってしまうのです。
このように、下戸遺伝子は、簡単に言うと、どれぐらいお酒を飲むと二日酔いの症状が出るのかを決定するものです。下戸が「飲めない」のは、コップ1杯のビールで二日酔いになるからです。大変誤解が多いですが、下戸であるかどうかは急性アルコール中毒へのなりやすさとは関係ありません。急性アルコール中毒は、単純に、体重に対するアルコールが多すぎると起こります。下戸は、ちょっとのアルコールでも二日酔いの症状で気持ち悪くなるというだけで、下戸でも体重が重ければ急性アルコール中毒にはなりにくいです。
下戸遺伝子は、白人や黒人にはありません。2万年前に起こった突然変異が、モンゴル人・中国人・韓国人・日本人など、東アジアの人間を中心に広がったものです。実際、下戸遺伝子を持つ人がいるかどうかは、ある民族にアジア人との混血があるかどうかを調べるのにも使われています。
この下戸遺伝子の正体は、DNA中の、ALDH2という、酒を分解する時にできる毒(アセトアルデヒド)を分解する酵素の設計図が、一文字変わってしまい、酵素が壊れてしまったことによるものです。アルコールを分解する途中で、アセトアルデヒドという毒ができるのですが、このアセトアルデヒドは頭痛・吐き気といった中毒症状を引き起こします。これが、二日酔いです。下戸はアセトアルデヒドの分解速度が遅いために、どんどんアセトアルデヒドがたまって、すぐに中毒になります。
とにかく、下戸には3種類いて、本当にコップ1杯でも吐く3のタイプの人が5%存在する、と言うことだけでも覚えて頂けると幸いです。
参考文献
http://ja.wikipedia.org/wiki/アルデヒドデヒドロゲナーゼ
http://ja.wikipedia.org/wiki/モンゴロイド#.E4.B8.8B.E6.88.B8.E9.81.BA.E4.BC.9D.E5.AD.90
専門家の方へ:酵素が壊れるんじゃなくて、正確には、「四量体になって活性が失われる」んだ、とかその辺の科学的な細かい間違いは、僕も分かってます。ただ、「活性が失われる」とか普通の人に言っても、通じないので、「壊れる」と表現しました。「新モンゴロイド」という言葉も、硬くなりすぎると考え、あえて使いませんでした。
とびっきりの美人というわけでもないし、スタイルが飛び抜けていいというわけでもないが、
ソフトバンク、オロナミンCなどCMには、なぜかひっぱりダコである。
なぜか、考えてみた。理由は3つある。
CMのキャスティングを考える人は、企業のちとエライとこのポジションの人だ。
だけど、芸能界のコトなんて、さっぱりわからない。
かといって、広告代理店の言いなりに下手な人をキャスティングして、スキャンダルでも起こされようもんなら大変だ。
…というわけで、タレント名鑑を開くんだ。
「…あ、あ、あ。愛内里菜。…なんだ、この。50音順対策みたいな名前は。
い、、い、い。う~ん。ロクなのいないなぁ。もう面倒くさくなってきたなぁ。
う、、う、う。あ、上戸彩。 …あ、そこそこ人気あるし、上戸にしよう」ってなるんである。
最近は外資系の会社も多い。外資系のタレント名鑑は「名前 苗字」の順番である。
日本では3番目ぐらいのポジションがつつましくて好まれるが、外資系は積極的にアピールしていかなくちゃいけない。
タレント名鑑における積極性とは、どんだけ最初のページに載ってるか、である。
「Aya Ueto。…おぉ~、やわらか銀行のCMでもオナジミ、コノ子イイネッ!」
ってなるんである。
下戸だと、「げこ彩」になってしまう。下戸となると、ちょっとアルコールのCMには使いにくい。
全然飲めないんすよ、という苗字の人がアルコールはマズいんである。でも、上戸なら問題ない。
というわけで、名前がいいんである。