とびっきりの美人というわけでもないし、スタイルが飛び抜けていいというわけでもないが、
ソフトバンク、オロナミンCなどCMには、なぜかひっぱりダコである。
なぜか、考えてみた。理由は3つある。
CMのキャスティングを考える人は、企業のちとエライとこのポジションの人だ。
だけど、芸能界のコトなんて、さっぱりわからない。
かといって、広告代理店の言いなりに下手な人をキャスティングして、スキャンダルでも起こされようもんなら大変だ。
…というわけで、タレント名鑑を開くんだ。
「…あ、あ、あ。愛内里菜。…なんだ、この。50音順対策みたいな名前は。
い、、い、い。う~ん。ロクなのいないなぁ。もう面倒くさくなってきたなぁ。
う、、う、う。あ、上戸彩。 …あ、そこそこ人気あるし、上戸にしよう」ってなるんである。
最近は外資系の会社も多い。外資系のタレント名鑑は「名前 苗字」の順番である。
日本では3番目ぐらいのポジションがつつましくて好まれるが、外資系は積極的にアピールしていかなくちゃいけない。
タレント名鑑における積極性とは、どんだけ最初のページに載ってるか、である。
「Aya Ueto。…おぉ~、やわらか銀行のCMでもオナジミ、コノ子イイネッ!」
ってなるんである。
下戸だと、「げこ彩」になってしまう。下戸となると、ちょっとアルコールのCMには使いにくい。
全然飲めないんすよ、という苗字の人がアルコールはマズいんである。でも、上戸なら問題ない。
というわけで、名前がいいんである。
おっと、下川みくにの悪口はそこまでだ