はてなキーワード: シャーリーとは
そしてナナリー、カレン、神楽耶はヒロインになれなかった女達である。
(C.C.は別格扱いなのでここではとりあげない)
理由は、「ルルーシュを信じ切ることができなかったから」。
シャーリーはルルーシュが自分の父を生き埋めにして殺した、憎い敵であるゼロであると知りながら
彼の孤独を理解し彼のために傍にいようとした。
カレンはシャーリーと同位置のキャラクターである。ゼロがルルーシュであると知り、常にルルーシュの
傍にいて、ルルーシュの孤独まで分かっていた。にも関わらず信じ切ることができず、傍にいようと
しなかった。
ロロはルルーシュのためというよりも自身のために偽りの兄を信じ、傍にいようとした。
ロロと同位置の立場にいるのは当然ナナリーである。
ナナリーもまた、自分自身のために兄を愛し、兄の傍にいることを望んだ。
(ナナリーは今までも決して兄を理解しようとしたり兄のために行動しようとしなかった)
しかしナナリーはロロと違い優しい兄の姿を信じることができず、ゼロとしてのルルーシュ、
ブリタニア皇帝としてのルルーシュの姿しかみようとしなかった。
神楽耶は C.C. の評価通り、ゼロ=ルルーシュとの接点がほとんどないにも関わらず、持ち前の洞察力の鋭さにより
とはいえ所詮「ある程度」なのでルルーシュに対する理解は完全とはほど遠く、そういう意味でも
ヒロインの座を獲得することは難しかっただろう。
それに神楽耶は女であるよりも「日本の盟主」であることを最優先に行動するタイプの人間で、
根っからの指導者である。
日本を捨ててルルーシュを取るなどという行為は、たとえ彼女がカレンやシャーリーよりも
結局、ルルーシュを信じた2人はルルーシュとともにその命を落とし、
ルルーシュを信じ切れなかった3人は心に大きな穴を開けて生きることになる。
「自分が信じなかったばかりにルルーシュは死んだんだ」という後悔の念に
さいなまれながら生きていくのだろう。
http://anond.hatelabo.jp/20080721222220
基本的にこういうのは趣味の押し付けなんだけど、押し付けざるをえないのがオタの性。
非オタのかわいい女子に、さりげなく洗練されたトークでお勧めアニメを教えて
それをきっかけに彼女にオタへの手ほどきをしつつ恋愛関係に・・・
だが現実は違う。
「○○さん昨日何してたんですか???」と聞かれ、
恐る恐る「千年女優ってアニメのDVD見てました??」なんて答えたら
「え、アニメってあのエヴァみたいなキモい奴ですか!?」と言われ
非オタ女子との間にそびえる厳然とした高い壁を感じた。
「あー、でもああいうのはちょっと。」などと保身に走ると、
「あ、ダメなんですね、あー良かった」などというモテカワ子さんの反応に
ありもしない脈を感じ取ったが、言うまでもなくその後見事に撃沈。
傷心を抱えつつ見に行ったイノセンスで、男やもめのバトーの姿にさらに切なくなったのを覚えている。
だが、個人的な経験則として非オタの女子といっても、潜在的なオタ要素を抱える女子というのは相当数いる。
たとえば、ちょっとお嬢風の大学生が、今のアニメに興味はないけど昔レイアースは見てたとか、
今最終兵器彼女にはまってるんですー、なんて子もいたりした。
ちなみにサイカノ子さんは元彼に藤崎詩織のコスプレを仄めかされて別れたそうだ。
女子ならば少女漫画の系譜に属するアニメならばわりと抵抗を感じないのではないかと夢想する。
自分が高校時代にクラスの女子の間で「少女革命ウテナ」が大人気になった事があり、
昼休みに教室のテレビを食い入るように見ていたという現象を目の当たりにしている。
暁男とウテナがやっちゃった回の翌日などは喧々諤々の大騒ぎになっていた。
また、当時クラスの不良とサクラ大戦の話題で盛り上がっていたが、
彼らとつるむ女子グループの間でもサクラが流行っていたらしく、
同窓会で、あの時に○○君とサクラ大戦の話したかった、などと言われてしまった。
あと、BANANAFISHあたりを話題に出すと結構喰いつきがあったり、
ハチクロ読んで胸がギュンギュンしちゃいましたなんていうと、
笑われながらも新刊が出た時に話題に加われたりして、
男オタが思うよりも、オタ系な話大丈夫な非オタ女子もいるんだな、と実感する事が多い。
また、最近の話で同僚のゆるふわ系OLがコードギアスの公式HPを見ていて、
思わず「これ最終回なのに全然話終わってないですよね。」などと話しかけたら
「これから第二期があるんです!」などと反応されビビった事があった。
まるで自分が高校時代エヴァにはまった時のそれを見るようでむずかゆい。
シャーリーの死に「ショックで思い出すだけで泣きそうです。」などとメールが来たり
シュナイゼルをシュナ様とよんだり、ルルとロロの絡みに興奮したり
ギアスの何が彼女の琴線に触れたかはわからないが、彼女も順調にオタへの道を進んでいるようだ。
先日の放送終了後メールで「ツンデレの次は記憶喪失デレかもしれないですね。」
と送ったらややウケだった。
そんな彼女に勧めてみたのが「時をかける少女」とBSでやっていた「カウボーイビバップ」。
時かけは予想通り「こんなに感動するとは思わなかった!」と評判は上々だったが
ビバップはあまりピンとこなかったらしい。まあ基本的に男が好きなガジェットが多いアニメだが。
あと「精霊の守り人」も気に入ったらしく、やっぱりしっかり自立した強い女主人公みたいな話は受けがいいのかもしれない。
その他シャナ二期や狼と香辛料も面白かったそうだが、シャナが良かったというのは意外な感じがした。
余談だが、先行放送版だけ見てゆるふわ子さんに某SF三角関係ロボットアニメを勧めたが、
超銀河系アイドルが戦地に単騎乗り込み全員アイドルソングで洗脳したり、
宇宙規模人気歌姫と超銀河系アイドルが一人の男を巡ってタイマンソングバトルを始めたのを見て
今の彼女がこれを視聴して理解するのはちと荷が重いかもしれん、と後悔している。
以上、個人的な非オタ女子との交流をあげてみたが、
もちろん最初に挙げたモテカワ子さんのような女子もいるが
潜在的オタ要素を持つ、あるいはきっかけしだいで爆発的にオタ化するゆるふわ子さんのような女子もいる。