2024-11-11

愚民自由貿易利益をわかってないのかな?

余剰分析において、輸入による価格低下は消費者余剰の増加をもたらし、それが生産者余剰の低下を上回るため、全体の余剰が増加する。

具体的には、消費者低価格商品を購入できるため、支払っても良いと考える金額と実際の支払額の差である消費者余剰が増加する。

このように、結果として全体的な経済厚生が向上する。

貿易による生産者余剰の低下問題は「比較優位によって解決可能」という自由貿易論理に基づいている。

例えば、日本農業において比較優位を持つ場合低価格かつ高品質農産物生産することができ、その結果として国際市場競争力を持つ。

この競争力は輸出を通じて利益を生む要因となり、国内経済全体にもプラスの影響を与える。

一方で、関税を課すと消費者余剰が減少し、結果として貿易全体で誰も得しない状況が生まれる。

関税によって国内価格が上昇し、消費者は高い価格商品を購入せざるを得なくなるためだ。

このような政策消費者に損失をもたらし、「俺の国のもの強制的に買ってね」といったネゴシエーションは、結局買わされる側にとって不利益しか生じない。

自由貿易世界平和寄与する重要な要素であり、各国がそれぞれ得意な品目を生産し、それを国際的取引することで価格が下がり、消費者はより多くの選択肢を持つことになる。

このような相互依存関係国際的な協力と安定した経済関係を促進し、最終的には世界全体の福祉向上につながる。

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