親しい他人との会話でも未だにどんなコミュニケーションが最適なのかわからないことがある。
(「コミュニケーションに正解はない」という話はここではしない)
とくに「相手の意見」と「自分の意見」が異なるとき、しかも相手の意見が事実に反するときのコミュニケーションの正解がわからん。
例えば彼女が「東京の治安が前より悪くなってて怖いよね」と言ったとき、インターネットに入り浸って賢くなった人間なら当然のごとく
「東京の犯罪発生件数は戦後から下がり続けていて今が最も治安の良い時代なんだよ。あの足立区ですら・・」と早口でまくし立てるんだろうけど
ギリギリ社会性を持った動物である俺は「ふんふん。そうなんだ。どんなところが?」とその先の話を促すことはできるんだけど
ひととおり彼女に喋ってもらったあとで「なんか東京の治安は改善してるって見たことあるよー」みたいな中途半端な言葉を口に出してしまって
大した問題ではないんだがどのようにこれを改善できるのか(キモってならないのか)客観的な意見があれば教えて頂きたい。
これを書く前に自分なりに考えてみたところ、おれは「事実」に興味があってコミュニケーションの中でそれを明らかにしたいという傾向がある。
前述の会話では彼女が「東京の治安が前より悪くなっている」と言ったのでそこにフォーカスしてしまい事実を明らかにするために会話をしたが
彼女含む多くの人にとってそこはどうでもよくて話題の主軸は「怖い」の部分なんだろうと理解した。
どちらが正しいとかではないんだが、このあたりのギャップを埋める方法やどのように意識をすればいいのかみたいなところも気になる。
その彼女が「東京怖い」と言ったら、 「そうだね」とひたすら同意していって、 途中で「じゃあ将来済むならどこがいい?結婚式をあげるならどこがいい?」って話を広げな。 相手が...
あどけない空の話である。
全国ニュースだけ見て地元のことをわかった気になってる感じだな 問題は事実にフォーカスしてることじゃない