2024-09-24

性格診断でアイデンティティを捻じ曲げてしまった

最近(と言うほどでもないが)、MBTIもどきが過剰に流行りすぎている。

なぜこんな性格診断なんかが流行っているのか理解できない。

私はそのMBTIもどきがMBTIとして広まったことや偏見まみれのコンテンツと化したことなどに文句を言いたいところだが、

そんな性格診断のせいでアイデンティティに異常をきたしたことについて書いていきたい。

ということで、MBTIの関連でエニアグラムという性格診断を知った。

私はもともと4w5というタイプだったはずだが、面白半分でタイプチェンジということをしようとしていた。

自分タイプが本当に4w5であるという確証はなかったので、面白半分といってもタイプ判定をモティベーションとしていた。

ネット診断の結果は4、5、7、8、9の数値が高く特に7と9が強かったので、7w8と9w8の2つのタイプチェンジすることにした。

結果的には7w8として過ごすほうが楽だったのだが、正直に言うと無理やり7w8に変わったのではないかという自覚がある。

4w5から7w8に変わる過程は多少大変だったが、7w8になってからは楽で楽でしかたがない。もはや7w8が最適解ともいえる。

そのようにいえる理由としては私の悲観的な側面に対処するために楽観的な7w8が合っているからだ。

わざわざ"自認"しているわけではないが、私にはペシミストといえるような悲観的な側面がある。

そして自分自身のペシミスティックなところを"許容"している。

本来自分というか、そんな悲観的な自分自分として認めたくないがために、楽観的な7w8という人格で"洗脳"している。

決して7w8を演じているのではない。いままで悲観的に過ごしてきた人生の指針というか信念というか、

それらをすべてペシミスト自分として貶めることで平生を保っているにすぎない。

表面的で薄っぺらな皮をかぶらなければ生きていけないというか、

しろもとの自分はとっくに死んでいるのかもしれない。

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