・増税回避のために支出削れと言ってる人は確かに支出対象にコミットしてはいるが、目的は増税回避であり支出削減さえできればいいので総合的な観点が求められる支出のチェックとは根本的に異なる行為なのではないかと思う。
・納税者意識による政府支出対象のチェックみたいなのは自身が払ってるから有効活用されているか気にするという話であって、政府の支出は気にするが自身の払った税金が納付されてるかどうか気にしていないのなら、それはなにか別の意識なのではないかと思う。(まあ税金や金の実態の話を置いておくとして)
・そもそもの話として納税者意識による政府支出のチェックという発想自体が詭弁や飛躍、机上の空論の類なのではないかと思う。
大多数の国民はそんなことをする知的リソースも時間・労働リソースもないし、個々人が政府支出の問題を見つけたところで何の解決にも向かわないことぐらいは理解しているであろうし冷静に考えられる人はそもそもこんな不毛なことにコミットしないだろう。