2024-09-03

日本を蝕む「消去法的拝金主義権威主義

日本人世界一拝金主義者であり、権威主義である

そんなことはない? いや、ある。

 

その自覚のなさこそが逆にその証左である

これは不可知論とかいう話ではない。

すべて人間は、「意識してカネ/権力以外の価値観を持たなければ拝金主義権威主義になる」のである

まり、消去法的拝金主義、消去法的権威主義である

 

拝金主義権威主義で”ない”とはどういうことか。

「カネより大事もの」「権威より尊重するもの」があるということである

強い価値観があるということである

コスパ度外視しても未来投資する」「権威に逆らってでも弱者を守る」こういうことは、洗練された強い価値観を持たないと実行できないことだ。

 

然るに日本人はこういう強い意志を持っていない。

日本人は「なんとなく平和主義」で「なんとなく自由主義」だが、「なんとなく」にすぎないので、カネと権威の強い圧力があるとあっさり屈してしまう。

拝金主義権威主義であるためには強い主義主張を持つ必要はない。むしろ、ただ意志が弱ければ当たり前にそっちに流れるである

カネと権威圧力を前にしても「平和」「思いやり」「自由を愛するこころ」を貫くためにこそ、普段からの強い意識必要なのである

 

よって、普段からちんとものごとを議論せず、言語化できず、価値観をしっかり持たない日本人は、消去法的拝金主義、消去法的権威主義が他のどの国どの民族よりも強いという結果に至るのである

強い価値観を持たないすべての日本人は、消去法的拝金主義者であり、消去法的権威主義である

日本人が「なんとなくの平和主義者/自由主義者」でしかないこの現状が続く限り、日本はどこまでも新自由主義かつ全体主義の最低国家への転落に歯止めが利かなくなるだろう。

真の平和、真の自由は「強い思想」がなければ絶対に手に入らないものなのである

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