今の家の性能って「UA値」って言うので示されるけど、これのものすごく単純化した見方を計算してみた。
百平米の基準間取り、東京などの温暖地(大阪名古屋福岡、本州南部の平野は大体おなじ)とする。
詳細は省くが、
ここで、換気は三種換気とし、換気熱損失や内部発熱、日射取得は間取りが同じならほぼ変わらないので、大体相殺する前提とした。
また、詳細は省くが設備や設計でかわる誤差は大体実感から±50%程度と見積もった。
以上の計算式に基づくと、UAが0.1あたり一年の暖房費(全館二十四時間暖房)で一万円±五千円くらいになる。
くらいのオーダーで年間暖房費を見積もっておけば間違いないと思う。
断熱と設備設計のトータルで見ないと経済的合理性は判断できないね。
夏は断熱より日射遮蔽の影響の方が大きいので、等級5以下なら、あとは設計の問題だね。
「日本の家は夏を旨とし」とか言いながら、日射熱シミュレーションすら義務付けてないのが日本の家の現実。それさえなんとかなりゃ、それだけで誇張じゃなく十倍涼しくなるのに。
パッシブデザイン、っていう言葉があるくらいだから日射の取れる田舎では冬季の日射取得設計次第で相当変わるんじゃないかな
日射は窓の大きさと向きで決まるので、この場合は間取りの定数成分に含んだ ある程度ふつうに南向きの家を作れば、そんなに大量に差がつけられるわけではないので、期待しすぎても...