弊社は下請け1万社と付き合いがある大手製造業なんだけど、新NISAが始まった後の決算直後に株価が急上昇した
社員総会で社長曰く「新規の個人投資が新NISAですごく増えた」とのこと
弊社はBtoCで目立つ企業でもないし決算内容もぼちぼちだったのになんでかなぁと思ってたけど半年たってなんとなくわかってきた
職業柄下請け会社によく出張するんだけど、出先で下請け社員さんに「○○さんの株買いましたよ!」とよく言われるようになった
「○○さんは価格見直しもよくしてくれるし無茶言わないから楽でいいですよ」とか「○○さんみたいな会社が増えるといいですよねぇ」といった文言がそのあとに続く
確証はないけど”新規の個人投資”とは下請け社員で、弊社に好感持ってくれてるから買ってるんだろうなと察しがついた
下請け社員さん10万人が30万円分買ってくれるだけで時価総額が300億も上がり株価も1%ほど上がるので意外と侮れない
例えばトヨタとなれば下請け4万社、中小の平均従業者数8人をかければ(実際には大手下請けもいるのでもっと多いが)32万人も下請け社員がいることになるので無視できない規模だ
日本に本格的にNISAで個別株を買う文化が根付き、労働者=株主という時代になれば下請けいじめ、もっと言えば過酷な労働環境は日本から消えていくんじゃないのかなぁ?
令和に入って労働組合の形が変わるのかもしれない
創作コーナー
確かにひどい下請けいじめが告発された日産とかNISA始まってもずっと横ばいで先週の日経暴落で2年前の株価にもどっちゃったもんな 下請けいじめで公取に告発されたエディオンはなぜ...
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