東京拘置所は平成9年の全面的な建て替え工事によってそれ以前の昭和時代からあった旧監獄は全部壊れてしまい、現在の、X型の収容棟になったが、単独室の窓ガラスは、
ネット検索で有名な、Sierrasin Cooperationという外国の軍用の強化型窓ガラスを採用している。
しかし
平成9年に東京拘置所が、Sierrasin Cooperationの強化型窓ガラスを採用したのは、未決拘禁者の逃走防止ではなく、当時の刑務官の趣味である。
拘置所や刑務所が木造だった時代は、部屋の畳を開けてそこに穴を掘って逃げたとか、 旧監獄のときは、鉄格子をみそ汁の塩分で溶かして外して逃げて、実家まで逃げて母親に会って
母親が出したカレー汁を食べていたところを警察に確保されたという事件もあったが、今の東京拘置所でそんなことが起こるはずがない。理由は簡単で、強化型窓ガラスを割ってもその先にはコンクリート
で出来たベランダがあるからで、しかも、ビルなので逃走できるわけがないからだ。むろん、拘置所といっても、極めて簡単にできているから、単独室から飛び降りて敷地内に着地すれば、後はどこから
でも逃げられるといえばそうだが、
Sierracin Cooperationはカリフォルニアの航空機運送会社で、そこの製品を採用している。道具は分厚いガラスなので、仮に、大嶋が収容されても、す巻きにしてパンチができる大嶋で...