2024-04-21

寂れていくのか、もう寂れているのか

うちの近所の駅前一等地

そこに古い大きいビルがいくつかあって、大きいといっても古いか高層ビルじゃないんだけど、横幅はなかなかあった

それらが取り壊されて、どうなるかと見守っていたら、平場の駐車場なるみたい。

この面積を使って、駐車場!?

見渡しはいいよ。駅から降りて広々開けて見えるのはいい。だけど5階以上ありそうだった旧ビルと比べて縦の密度の落差が凄い。もったいなく感じちゃう

そしてそんな広めな駐車場が出来て、どこへ行くのかというと、別に周りに目玉になるような施設はない。

少し大きなライフとか市民ホールはあるが、それらは自前で十分な駐車場を持っている。それ以外で言うと古臭いずっとあるチェーン店飲食店ぐらいしか残っていない。繁華街オフィス街とはとても言えない。住宅街とも言えない微妙さ。

大規模な再開発が残りの跡地含め予定されているのか。いや希望的観測はよそう。きっとまともな建物を建てる魅力さえなく、どうせ遊ばせるならという消極的理由での駐車場だろう。

新しい大型建築が出来なくて寂れていくのか、寂れているから新しい大型建築が出来なかったのか。

新規駐車場とは収容オーバー改善策か、地域の墓標か。

自分ではどっちか決めてかかってるけれど…。

整地中はイベント会場として食べ物フェアをやったりしてたそうだけど、駐車場になったあともそういった活用ができるのだろうか?

早朝、開けた広場を前にすると、わずかに残った春の寒気が心を冷やすのだ。

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