2023年末の紅白は若者に人気のアーティストの比率が高かった。
そんなこともあってか、司会を務めた有吉は「おじさんにもわかるように説明してください」など、自分がおじさんであるという発言を複数回行っていた。
世間では、自分に対して下げる発言をすることはある程度許容されている。(例:「私若くないんで」「運動オンチなんで」)
今回の有吉の発言も自分に対してのものだからいいじゃないかと思うかもしれないが、おじさんはいじっても良い対象なんだ、おじさんはいじっても良い対象だとテレビで放映しても良いのだという空気感を感じてそれを少し不快に感じてしまった。
最近世間ではダイバーシティへの意識も高まっていて、特定の属性への差別は良くないよねという社会的合意が形成されつつある。
特に今までテレビなどでネタにされていた女性への容姿いじり・年齢いじりなどはかなり減ってきていると思う。
仮に女性タレントが自分に対して「おばさん」「ブス」などと発言した場合、自分に対する発言だとしても多少炎上するのではないかと思う。
それが、おじさんについては許容されているような空気を感じてもやもやしてしまった。
自分が特定のアーティストなどを知らない場合、「私は分からない・知らない。初めての人にもわかるように説明してください」で良いのではないか。
日本人は一億総白痴だからそんなのわかんない 全員幼稚園児だと思え