針太郎ニードルには「装備した人間の攻撃のダメージを1に固定する」「他の装備が出来ない」という呪いの他に「針以外を使って攻撃するという発想を出来なくさせる」という精神感応型の効果がある。
これは作中で直接書かれてはいないが、マヌルの言動を見る限り間違いなく存在すると言って良い。
この設定について作者はあえてページを割いて説明はしない。
でも作品のテンポが悪くなるだけだからわざわざ読者に説明してないけど自明の設定があるのを、「作者が馬鹿だから意味不明なこと書いてる」ですませる低レベルの読者ばかりに囲まれている。
なぜマヌルは針以外で攻撃しようとしないのか、そもそも針しか装備できないなら爆弾を持ち歩いてそれで攻撃すればいいじゃないかといつも文句をつけられている。
そうじゃない。
作者が説明してなければそこには何の設定もないと信じて疑わない読者達が、今日も「作者より俺のほうが頭がいいから、馬鹿な作者に説教してやるんだ」と息巻いている。
気持ち悪い。
でも漫画読みなんてこんなものだろうなって、今まではまあそれも仕方ないと思ってた。
だけど、攻殻機動隊と比べちゃったらもう我慢できなくなったよ。
攻殻は本当に説明不足も良い所で1回読んだだけじゃ話の意味もわからないような作品なのに、1回読んだだけで意味がわからんかったと言ってる人まで攻殻を評価してる。
読者が理解できなかった所は何度も読めばきっと意味がわかると信じて、作者がちゃんと設定してるのかもわからないものをセリフの裏側から必死に読み取ろうとする。
なんで作品に対しての態度がこんなに違うんだろう?