「設定を0から考える必要があるので大変ですよ」 というアドバイス、ありがた~い。
「現実で実際に何が起きているのかを1から取材して確認しておかないとミスを指摘される」 っていうクソ要素がありますからね。
たとえば学校を舞台にして物語を展開した時、夏休みがいつからいつまでかを間違えるとオッサンのエアプとしてボコスカにされるんですよキッズや子持ちに。
しかもそれが地域ごとに違っているだけなのに「ウチの学校と夏休み違うwwwwオッサンがエアプしてる」みたいなのが日本の極北や南極からやってくるわけですよ。
いや知らんしお前らの地域がおかしいだけやしってコメ欄で言っても無理なんですね。
下手するとそっからドンドン粗探し始めるアホが出てきて、完璧にパーペキにしておかないとボコスカにされちゃう。
でも異世界は違う。
異世界だったら「俺の異世界じゃ夏休みは3ヶ月あるんだよ!」で通る。
作品作るたびに新しい設定でっちあげて、なんなら作品の都合で設定をその場で作ってもいい。
SF小説で「実はスゴイニウム合金より凄いメチャスゴイニウムが存在してですね」とか言い出したらグッダグダになるけど、異世界で「ミスリルより凄いミスゴイリルを魔族が隠し持っていました」する分にはご都合でもまだ許されやすい。
人体の構造が多少バグっても「異世界人の骨の数は206個じゃなくて260個なんだが?お前が俺の作品のまだ出してもない設定を知ったかぶらないでよね」で押し通れる。
超凄いよ異世界。
圧倒的に楽だね。