ふとなぜだろうと考えると、向上し続けなければならないという強迫観念にある気がする。
中学は高校受験が目の前に控えていて、(自分の現状より少し高めの)目標を持つこと、その目標を達成するために向上することが求められる最初のタイミングだったように思う。
それからずっと、向上することを求められている。高校〜大学では受験や成績、大学院では研究や就活、社会人では業績や成果…。
そしてそれに応えようとして無理をする。その結果しんどくてしんどくて、生きるのが辛くてめんどくさくて、一刻も早く死にたくなる。「将来はこうなりたいんです」と言うのは上辺だけで本当は向上心なんてない。正直なことを言えば毎日楽しくダラダラして過ごしたい。でも向上心を持っているように見せかけないと今の生活や将来が損なわれてしまうのではと不安になって、心身の健康を損ねるまでやってしまう。
『こころ』のKは「精神的に向上心のないものは馬鹿だ」という言葉が有名だ。彼は最終的に自殺したが、これは不適切な向上心が人を殺すのだということなのだろう。
向上しなくてもある程度許される老人になれば解決するのかもしれない。そういえば中学の時も「早く老人になって解放されたい」と考えていた。
でも老人になるまで耐えなければならないのはたまらない。かといって死ぬのも怖いから、結局死にたいという気持ちをずっと持ち続けて、表にそれを出して迷惑をかけないように必死で生きていくしかないのだろう。
みんななぜ死にたいと思わないのか不思議だったが、おそらく向上を強いられることに対してストレスを感じていないか、向上を強いられていないか、向上を強いられていても無視できるからなのだろう。
自分の人生を他人に預けてる限りずっと苦しむからちゃんと一つ一つ自分で選んだ方がいい
他人のために動いてみろ 自分のことを考えるには人生は長すぎる だから鬱になる 親でも友達でも年寄でも犬でも本当に困ってる奴、誰でもいいから助けてみろ 他人の為に動いてたら自...
逃げたい、だよねそれ
別にみんな向上心へのプレッシャーを感じてないわけではないんだけど、例えば俺は向上心が求められる場(例えば職場)を演劇みたいに思ってるから、「なんか色々求められてるけど...